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G66
最近ハーレー界隈で話題になっているガバナーチューンに興味があります。
この掲示板では良くデジタルイグニッションを勧めていますが、ガバナーの限界とフルトラのメリットの解説をお願いします。
一番聞きたいポイントはフルトラに変更してからユーザーごとにどういう点火マップを提供しているかですが、可能であればここを詳しくお聞かせ頂きたいです。
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stroker-kid
ガバナーは60s迄の技術でバネとオモリで進角を担うのですがON-OFFだけで中間はコントロールされて無く人間の錯覚に頼っています。フルトラは70s後半に登場した無接点で正確さと耐久性を売りにしたのですが当時の技術では耐熱性に乏しく突然死が多い為不信感がつのりました。80s後半になると進化したフルトラが勢いを増したのですが進角機能はあらかじめアイドル〜低速、中高速の3段階のみ固定移動の仕組みにとどまりここでも人間の感覚が違和感を伴うのでアンチ派が少なく無かったです。依然としてポイント式が点火方式の主流とさえ思える程の勢いを保ってました。
90sに航空機から派生したデジタルIGが脚光を浴びてF!レースでフェラーリが独走した状況を生まれましたが完成度には程遠かったです。そんな時にドイツでBMWがF!エンジンの開発に参加してたエンジニアがハーレー用としてデジタルIGを研究してたのを知り私はコンタクトして商品として扱う事にしました。それ迄のフルトラより圧倒的に情報伝達が多くとりわけ進角機能に100回転ごと正確な上昇カーブを意のままに設定出来る夢の様なシステムでした。今では4輪でECUの書き換えチューンが普通に行われてますが21世紀に入ってもハ–レー界ではデジタルIGは理解されませんでした。
理解され易い様に進角機能の流れを上げましたがこれで答えになれば幸いです。
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G66
歴史の説明ありがとうございます
この内容ならガバナーで問題なさそうですね
デジタルイグニッションのメリットと点火マップの説明をお願いしたいのですが、また的外れなご回答しか伺えなければガバナーチューンを試してみようと思います
ありがとうございました
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K
的外れどころか、必要な情報は全てstroker-kidさんの説明にキッチリ書いてありますが、上記の説明でご理解いただけないのであれば、もう一度ガバナーとフルトラ、デジタルイグニッションの各構造を個別にリサーチして、各イグニッションの進角カーブがどう変化するのかのお勉強をしていただけるのが御自分の為にも良いと思います。
多分、stroker kidさんはもう返事をするのが面倒になってらっしゃるのが容易に想像できるので、この件に関してはもう多分お返事いただけないかと傍から見て邪推しております。ということで、ご自分でお調べになってもわからないのであれば噂のガバナーとスプリングセットを購入&お試しされて、手動進角以降のハーレーの点火タイミングの自動調整の歴史をまずはガバナーの構造と働きを実際にご自分の愛車でスプリングの種類等を変えたりして体感してお楽しみになりつつ、その上でそれ以上の走り/フィーリングをお望みになられる事があれば、その時にはデジタルイグニッションの本当の利点もご理解&お楽しみ出来る頃合いになっているかと思います。
ちなみに余談ではありますが、自動進角以前の手動進角を本当にご自分の感性と共に極めて達人の域にまで達する事が出来れば、そのデジタルイグニッションにすら出来ないエンジンコントロールをすることも可能だと思います。
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