いつも拝見させていただいています。
今回バッフルプレートについてお伺いしたく投稿させていただきました。

39EL記にも登場のバッフルプレートですが、ピストン下にオイルが飛ばないように設けているのでしょうか？とすると、私には利点がまったく見えてこないのです。
30年代の希少な産物であることは分かるのですが、その利点や見解があればご教授ください。

返信する

サイドバルブで成功してきたノウハウをそのまま'36〜'39Knuckに当てはめただけでOHVでの根拠は全く無かったと思います。初めてのE/g形式で市販するには余り冒険したくなかったというのが本音だと思います。
ところが予想した以上にKnuckはFlattyに比べ高回転とパワ−がアメリカ市場で受け入れられて一気にOHV化にはずみをつけたのでしょうが今度はサイドバルブのノウハウが足を引っ張り出した訳です。後になればバッフルプレ−トは必要無かったのですが当時は誰も・・・

返信する

早速の返信ありがとうございます。
やはり、メリットはないのですか。

それではバッフルプレートによるエンジンへの弊害は考えられるのでしょうか？
考えられるのはピストン下部へオイルが飛びにくいことによるシリンダー、ピストンへのダメージですが、これはどの様に解釈したらよいでしょうか？
質問ばかりで申し訳ないです。

返信する

疑問の通りなんですがこれは当時の時代背景で考えれば理解出来ると思います。サイドバルブは鉄製ピストンから発展したE/gでクリアランスの多さからオ−バ−オイルに苦しんだ訳です。30年代はギャング映画を見れば分かるでしょうが渋滞等は全く無い代わりに非舗装路が殆どでスピ−ドを出せる状況では無かったので現代で使用すると様々な問題が発生してきます。V8サイドバルブなどは現代だと如何にオ−バ−ヒ−トさせない様に改造するかが鍵になります。ラジエ−タを大きくすれば良いと云った単純な事では無いのはお分かり頂けると思います。
現代の技術ノウハウでチュ−ンupすれば壊れるのは明白ですから負荷を掛け過ぎない様に防護しながら新たな可能性を探る訳です。

返信する

大変分かりやすい説明と例文をありがとうございました。
旧車をタイムスリップさせるには、様々な思想を繰り返しながらエンジンに息吹を吹き込まなくてはならないのですね。
ありがとうございました。

返信する