はじめまして。

こちらで度々ヘッド温度の重要性について書かれている為、早速非接触の温度計を購入したのですが、当然ながら測定場所で温度が違いました。

具体的にどこの温度を参考にすればいいのでしょうか？
自分のELですが、30分ほど走行後、信号待ちでFバンクはプラグとインマニの間のヘッドの丸い部分で110℃付近で、プラグホールで測定すると130℃で約20度違います。

時期的に暑い為か、Rバンクは飛ばした後でもヘッドの丸い部分で140℃付近、プラグホールのすぐ横では160℃になってしまいます。

この測定箇所では、どちらを重要視するべきでしょうか？
プラグ付近は温度が高くて当たり前な気もするのですが、150℃以上は危険と見た為、心配になり質問させて頂きました。

初歩的で申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

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鋳鉄ヘッドは放熱が悪くスト−ブの様に熱を溜め込みますから温度管理だけでは予防策
になりません。空冷E/gとしては未完成のまま終わったナックルですから如何に風を当て続けるかが鍵です。
正しい進角コントロ−ルとスロットルを開けてオイル循環スピ−ドを上げるのが基本に
なります。その上で自身の運転レベルupを確認する目的で温度計を利用するのが良いと
考えます。

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ヘッドの温度はSKさんが言われる通り「何℃までだと大丈夫で、何℃以上だと危ない」と言うマニュアルの数値様な物ではなく、自分のバイクが「どのくらいの温度だと、どういう状態になるか？」そして「どういう乗り方をしていると同温度が上がるか？」っていう事の目安を知る為のデータと考えた方がいいでしょうね。

おっしゃる通り、ヘッド温度の計測場所で数値は全然違いますし、シャベルやパン、ナックルなどの車種別でもヘッド温度は全然変わって来ます。

またヘッドの温度を測るのと同じ様に、オイルタンクの温度も測っておくとより一層自車の状態を把握する為のデータになるでしょう。

計測部分はヘッドにしてもオイルタンクにしても一番温度が高い場所がいいと思います。


参考までに、僕の愛車＆自分廻りの５台くらいのデータでは、ナックルでは暑い時に渋滞にはまるとプラグ周辺廻りで２００℃を越える事もありますが、そのあたりになると、さすがにこれ以上上がるとキツいな、、と車両から感じます。
しかしこのデータは「ナックルだと２００℃まではOk」だという事ではなく、走り方、エンジンの実際のくたびれ具合などを始め、エンジンオイルの種類などなどいろんなファクターが影響して来るので、あくまで自分のバイクのデータではどの温度だとどういう状態になるか？って事を把握するのが重要です。
同じエンジンで同じスピードで走っていても、車両によっては温度が１０〜２０℃も変わって来たりするので、自分のバイクのデータをどんどん取ると、愛車の状態を知る上で非常に役に立つと思います。
安いエンジンオイルを使うと熱ダレするのが、いいオイルよりあからさまに低い温度から始まって、データとしては曖昧な体感具合だけでなく数値としてハッキリ判ったりして面白いですよ。

そして、Skさんの言われる通り、乗り方でかなり温度上昇の具合は替わりますので、温度のデータをマメにとっておけば、温度上昇を押さえる為の運転方法のコツも判ってくると思います。

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sk様、K様

とても丁寧なご返答ありがとうございます！
今ではちょい乗りでも必ず温度計は持ち歩いていますので、どんどんデータを増やしたいと思います。
確かに同じスピードで走っていても、高速と下道では温度差が結構ありました。
車両の状態もRバンクが170℃を越えると白煙の量が増えたりします。
（エンジンがそこそこへたっているようですので…）

残念ながら自分のはチョッパーで、手動進角なのですがワイヤーがついていない為、走行時は常にフル進角状態で走っています。
今後は左スロットルで進角調整出来るようなカスタムを考えたいと思います。

オイル管理に関しても、以前はショベルで安いオイルを数多く（自分の場合は年12回以上）と考えていましたが、評判の良いモチュール等も入れて実験してみたいと思います。

また、sk様の仰る通りまだまだ運転が未熟な為、バイクに良い運転が出来るよう精進致します。
とにかく今は乗っていること自体楽しいので、これからもっと自分の物にしていきたいと思います！

ありがとうございました。

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