はじめまして。
1976年のシャベルヘミヘッド、キャブは京浜初期型のハーレーに乗っています。
最近のSKさんの書き込みで、こういった車両には適切な運転テクニックがいるとのことですが、ハーレー仲間に恵まれずそのようなテクを教わったことがありません。
お手数ですが、教えていただけませんでしょうか。

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リモコン、デジタル機器で育った世代は五感の未熟からON-OFFしか体感しないのでマスタ−するには大きな壁が有る様です。
運転の上手い下手では語れない領域ですが文章で読んでも無理だと思うので何がいけないのかを先に説明しましょう。
シャベル以前はH-D独特のドライクラッチですがこの特性を生かした乗り方を身体に染み込ませないと一歩も進めません。これが完全にマスタ−出来た後にEVOを乗った時感じる言葉は　"何だこれは! 子供のオモチャか!! " となります。
EVOを卑下しているのでは無くH-D社が誰にでも乗れる様に方向転換した結果採用したダイヤフラム・クラッチとの比較論です。
ドライクラッチの繋がりはバタ−をナイフで切る様な絶妙なコントロ−ル性が特徴ですから滑らかで素早い加速に入れます。しかし未熟な人は排気音で判りますがいつまでも半クラで滑らせています。
スロ−モ−ションで言うならスタ−トして加速になるべきポイントなのにまだ半クラが続いてるのが違いです。これでは背中を押されるトルクを自分で殺している事になります。

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確かに初めてSHOVELに乗ったとき、今から思えば初めてのドライクラッチで、
長めの半クラになってしまっていたと思います。
すぐに慣れましたので、扱いに関しては今では何とも思いませんが、
別の意味では、特にドライクラッチの利点を感じておりません。
この点はもっと五感を研ぎすませば、何か感じるところがあるのでしょう。
明日久しぶりにダイヤフラムのEVOに乗って、クラッチを意識して乗ってみたいと思います。
他にもいけない点をご紹介いただければ幸いです。

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ドライクラッチの優位性は高いです。平坦路では差が無いですが僅かな昇り坂になるとダイヤフラムの場合スロットルを開けるしか対処出来ませんがドライクラッチはミ−トタイミングを自在に遅らせるので勾配伴う追い越し加速でもコントロ−ルします。
熟練ライダ−ならではの高度な運転の楽しさを発揮出来ます。
次に大きな問題は4速のギヤ比です。当たり前ですがアメリカンライダ−がアメリカを走る為の最適なワイドレシオになっています。
狭い日本では2〜3速を多用で信号ストップ、渋滞も多い為に自分の意思に関係無くブレ−キを頻繁に使う事が避けられません。大トルク、ワイドレシオの訓練を受けてない人がこの状況で走れば間違い無くE/gに強烈な衝撃負荷を与え続けます。
繰り返しますが運転の上手い下手の次元で語る事は出来ません。
雑誌が喜ぶジョッキ−シフト仕様でノック無しに乗りこなすのは極めてハイレベルに五感を高めた手練になります。

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たいへん参考になります。私 V-MAXからEVOに入ったんですが如何に速くトップスピ−ドに乗るかのくせが付いててEVOは違和感無くスイッチしました。
最近ア−リ−シャベルに興味大になりツレのFXWGを乗らせて貰いましたがカルチャ−ショックでどう走ったら良いか速度感が全くつかめませんでした。
どうやら今迄は途中を味わう事無くひたすら速度に気が行ってるだけの勿体ない乗り方だったのかも知れません。何となくヒント頂き投稿させて貰いました。

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