65年のXLCHです。
先日ショップでEキャブからBキャブに交換しました。メイン72インター0.295です。
交換直後からキャブの吹き返しがひどくなり、悪い時には青白い炎を吹き出します。
交換前後はどちらも直キャブでジェットはどちらも同じサイズを入れていますが、付けていたインシュレーターは外しました。

症状は一般道や高速道路で左車線を80キロほどで走っているときには出ません。必ず100キロほどでしょうか、右車線に出ようとアクセルを半開にした時に出ます。
また吹き返しを無視し、そのまま全開近くまで開けると症状が出ません。

これまでインターを0.31と0.33に交換しマグネットのギャップ清掃と調整（0.35ミリ）を実施しましたが症状はおさまりませんでした。

本日もしかしたら空気を吸えていないのかと思い、キャブの前方に段ボールで吸い込み口に直接走行風が当たらないように風よけを作ったところ症状が出ませんでした。ただ100キロ以上出ますが伸びが悪くなりました。

直キャブで空気を吸い込めないようなことは起きるものなのでしょうか？
また風が当たらないことで薄くなったから調子がもどったと考えるべきでしょうか？
ご教授ください。よろしくお願いします。

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エア−流速が遅く燃料を吸い上げてません。排気量に対してキャブ口径が大き過ぎるのが原因で判り易く言うならば大きく口を開けて運動しようとすればむせてしまうのと同じです。
どうしてもそのキャブを使うならコンプレッションを10:1以上に上げないとなりませんがマグ点火では厳しいでしょう。
吸入ストロ−クから割り出せば36〜38パイのキャブが適正です。
昔ベンチュリ−を小さくした大口径キャブを見た事が有りますがそこ迄してカッコだけに執着する気が知れませんでしたね。

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ご親切にご回答いただきありがとうございます。
なるほどです。わかりやすい説明ありがとうございます。

おっしゃるようにエアーの流速が遅い場合、ファンネルやキャブカバー（リンカート等でよく見る隙間の開いたタイプ）などで流速を早めることは可能でしょうか？

どうしても吸入口に直接風を当てないようにした際に、吹き返しが収まったのが気になります。
宜しくお願いします。

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カバ−を付けて吸い込み量は減らせても流速は変えられないです。
排気量(ピストン降下速度) とベンチュリ−(キャブ内径絞り)の兼ね合いが基本です。
吸入口に細工して吹き返しが収まったのは流量が減ってストックに近い混合比が偶然出来たのですが高速域は失われますからト−タルではストック仕様よりパワ−ダウンの悲しい結末になります。
全国に溢れるストック仕様よりも常用パワ−劣るビッグボア・ストロ−カ−と同じ方向です。

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そうですか。口径の小さなキャブに交換するのが近道のようですね。
ご親切にありがとうございました。

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