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No.3857に関するツリー
▼-ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整 [工具屋] (12/08 07:17)
 └Re:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整 [stroker-kid] (12/08 08:20)
  └Re[2]:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整 [工具屋] (12/09 01:55)
   └Re[3]:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整 [stroker-kid] (12/09 08:29)
    └Re[4]:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整 [工具屋] (12/09 23:44)

[3857] ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整
Name: 工具屋
Date: 12/08 07:17
お世話になっております。
80年式の四速ミッション、メインドライブギヤのシム調整に関してご教授をお願い致します。
1936-1977までは、シムの設定がありますが、それ以降のミッション用シムが見当たりませんでした。
77〜のミッションは、シム調整を行わない構造なのでしょうか?それともその年式に該当するシムが存在するのでしょうか?
以上、宜しくお願い致します。

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[3858] Re:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整
Name: stroker-kid
Date: 12/08 08:20
着眼は評価に値します。9割以上のショップでもT/Mシムを常備して適正値に追い込む作業は残念ながら見かけません。
ロ−タリ−トップと言うより正確にはメインB/gが一体型ニ−ドルロ−ラ−に変更された時点からシムは無くなりフロ−ティング支持になっています。USAでも新しい世代のメカニックが O'd skool を学ぶ場は無くなり簡単に部品交換で修理する流れに向いた為です。
実際に全てのシムを在庫管理してOHに対応していくのは大変でOBでも収納箱から適正値を探し出すのに数時間掛かります。
苦労な作業が普通だった'30sから続いたO'd skool の目的は一生使い続ける為でしたが
現代は東南アジア製の社外パ−ツによる簡単交換で見た目良ければそれで良しが主流なので全く違う考え方・手法になり耐久度はお粗末な限りです。

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[3859] Re[2]:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整
Name: 工具屋
Date: 12/09 01:55
回答ありがとう御座います。
愚問と思いつつも、恐る恐る質問した次第です。
フローティング支持との事ですが、一体型ニードルローラーのミッションでの作業ではシム調整は行わず、メインドライブスペーサーとメインドライブギヤのクリアランスで決まるとの認識でよろしいのでしょうか?
77年までのシム調整したものに比べ、横ガタが大きい様に思い不安に感じました。
引き続きご教授お願い致します。

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[3860] Re[3]:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整
Name: stroker-kid
Date: 12/09 08:29
いえ、H-D社 技術面の転換期を核心突いた質問なので驚いています。
正確にはメ−ンシャフトとメ−ンドライブギヤのブッシュ・クリアランスに全て掛かっています。コストは高くなりますがシャフト交換とブッシュ作業です。
新しいニ−ドルB/gに変わる時H-D技術部でも相当な議論が有ったと思います。伝統的な現場メカニックの技術・経験で支えるのか、大量生産に移行して日本車的なマニュアルによる交換作業を徹底させるのか・・・ 結果は貴君の感じる横ガタの問題は許容範囲として目をつぶった次第です。
昔のオ−バ−サイズロ−ラ−の方式だとガタはきっちり抑え込めますが手作業の時間と技術の伝承がネックになります。私が思うに新しい流れが勝った要因は高回転・大馬力に対応するには日本車的な交換作業が効率良いからでしょう。

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[3862] Re[4]:ロータリトップミッションのメインドライブギヤ調整
Name: 工具屋
Date: 12/09 23:44
ハーレー社の歴史を垣間見た様な気がして、気持ちが高揚致しました。
貴重な情報ありがとう御座います。

ブッシュ交換とシャフト交換・・・
貧乏人には、厳しい現実に、ギヤの横ガタだけで無くすべての問題に目をつぶり、
蓋をしてしまいたい気分です。

それでは、いつまでたっても走る事ができませんので、素人ができる範囲で進めたいと思います。

お忙しい中、ご教授頂き感謝致します。
走り出せる様になった暁には、また、お邪魔したいと思います。
ありがとうございます。

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