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No.4039に関するツリー
▼-30年代サイドバルブ [SV-74] (02/11 22:03)
 └Re:30年代サイドバルブ [stroker-kid] (02/12 08:27)
  ├Re[2]:30年代サイドバルブ [SV-74] (02/12 19:45)
  └Re[2]:30年代サイドバルブ [まさ] (02/14 12:37)
   └Re[3]:30年代サイドバルブ [stroker-kid] (02/15 08:04)
    └Re[4]:30年代サイドバルブ [まさ] (02/15 18:59)

[4039] 30年代サイドバルブ
Name: SV-74
Date: 02/11 22:03
いつも参考にさせて貰っています。30年代ULですが機関レストア中です。WL前期モデルでも見た事が有るのですがケ−スの丈夫がフタになってコンロッドの幅しか開いてません。
これでオイルが充分ピストンにかかるのか疑問が生じています。フタを切り取っても構わないとも聞いた事が有りますが確証は不明です。どう対処したら良いのでしょうか。

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[4040] Re:30年代サイドバルブ
Name: stroker-kid
Date: 02/12 08:27
スクレパ−プレ−トの事ですね。レストアに於いて悩ましい問題です。当時の純正方式にこだわるのか或は現代に即して走行機能を高めるのか。
原因はピストンとオイルリングに有ります。H-Dは '30sに高速での連続走行に不安を抱えていました。オイル循環経路に弱点が有りピストンリングでのオイルコントロ−ルが出来なかった為コンロッドでオイルが上部に飛び散らない様クランクケ−スにフタを設けたのが苦肉の策でした。
これは '30sナックルにも適用されましたがOHVではより高回転になるので焼き付くトラブルが多発しました。'40sになるとポンプ周りが改良されて循環経路も解明したのでフタは廃止されてケ−ス内部とフライホィ−ルとのクリアランスを一定に保つ新しいスクレパ−プレ−トに替わりました。
現在入手出来るピストンを使用するならばオイルリングの機能は問題無いのでフタは切除しても構いません。但しフライホィ−ルとのクリアランスに留意です。

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[4041] Re[2]:30年代サイドバルブ
Name: SV-74
Date: 02/12 19:45
詳しい解説で良く理解しました。有り難う御座いました。大きな胸のつかえが取れた様で嬉しいです。飾りの展示じゃなく実働させたいので手に入る社外ピストン使ってケ−スも
切り取り加工しようと思います。
あんなに悩んで色々聞きまくったり調べたのにすんなり答え頂き感激です。

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[4046] Re[2]:30年代サイドバルブ
Name: まさ
Date: 02/14 12:37
はじめまして。便乗で質問させてください。30年代のクランクケースは強度的に弱かったと聞いたことがあります。スクレパ−プレ−トと取ることによりクランクケース全体の強度が弱くなるということはないのでしょうか?

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[4047] Re[3]:30年代サイドバルブ
Name: stroker-kid
Date: 02/15 08:04
心配無用です。スクレパ−プレ−ト上部はシリンダ−スタッドを通して腰上と固定される為言わば鉄ワクでガッチリ補強されるのと同じです。
過度なチュ−ニングUP及びオ−バ−サイズピストンによるクランクバランスの狂いによる振動がもたらすケ−ス割れは見られますが規定の整備枠内では問題起きてません。

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[4050] Re[4]:30年代サイドバルブ
Name: まさ
Date: 02/15 18:59
回答有り難う御座いました。

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