JUNK MOTOR
ハーレーダビットソンへのあらゆる質問にお答えします

今日: 昨日: 合計:
  ツリー | タイトル | ログ | TOP 

No.6634に関するツリー
▼-馴らしについて [はぎお] (05/30 09:49)
 └Re:馴らしについて [K] (06/04 02:22)
  └Re[2]:馴らしについて [はぎお] (06/04 09:43)

[6634] 馴らしについて
Name: はぎお E-MAIL
Date: 05/30 09:49
今月号のHOTBIKEでKOさんのコラムを見ました。
慣らし運転の短縮化を図る為に、WPC等の表面処理を施行との事ですが、
おそらく今も継続中か、完了してるかもしれませんが、
どのような内容で慣らし運転を行ったか興味津々です。
次回のコラムの為、ネタバレはしないよとなってしまったら、お楽しみになってしまいますが、ぜひとも知りたいです。
ここをご覧になってるユーザーはゼヒとも参考にしたいはずです。
よろしくお願いします。
P.S 個人的にHOTBIKEでKOさんのコラムが好きで、いつも初めに見ています。

返信する


[6650] Re:馴らしについて
Name: K
Date: 06/04 02:22
ご質問頂いた今回67FLHで行った慣らしは、STROKER KIDさんが乗り手のスキルに合わせて毎回手法を変えてオーバーホールされたエンジンの最新版の慣らしということで、他の車両では全く参考にならないかと思います。

昨今、欧州の高級車がどんどんと慣らし不要という感じになってますが、今回の67FLHのOHでは、エンジン内部の殆どの摺動部に様々なコーティング等の処理を入念にして旧車に現代のテクノロジーを注ぎ込んだ結果、”慣らし不要”とは言わなくともエンジンを初めて始動後に既に安定度はかなりのレベルで、自分がオールドバイカーに到着してエンジンを載せるのをお手伝いしてすぐにエンジンを始動。
近所を走ってキャブを調整しつつ、エンジン温度などのデータを計測。
もう乗って帰ってもいいよ、、ってエンジンをフレームに乗せ終わって2時間後には10キロ離れた自宅に余裕で帰宅。
こんなことはありえないと過去の数度のOHと比べて思います。

全ての摺動部が滑らかに動いているのが伝わってくるので”OH後なのでキツイ”という感覚が殆ど無いですね。
なので、これなら直ぐに乗って帰っても問題ないだろう、、ってのを感じました。
勿論、万が一の為に自宅まで後ろからSTROKER KIDさんにサポートカーとして着いて来て頂きましたが、あまりの調子の良さに途中でそのサポートカーを撒いて一人で先に帰ってきてしまって、自宅でまた合流というエピソードがあった程です(笑)

おっしゃる通り詳細は次号の記事で書かせていただきますが、マニュアル通りのOHのエンジンとは全く別物なので参考にはならないと思います。

しかしながらどんなOHのエンジンでも、今のエンジンの状態を五感を研ぎすませて感じて、例えば「ピストンリングが今ちょっとキツくなってるな、、」等のエンジンからのシグナルに合わせての慣らし走行とというのが最重要課題です。

慣らしをすぐにでも終わらせたい気持から、高速に乗ってとりあえず走行距離をバイク屋さんに言われた数値まで伸ばすなど自殺行為も同様で、そういう行為が”慣らしの失敗”というトラブルになるのではないかと思います。

まあいずれにしろマニュアルが書かれた50年前そのままの慣らしでなく、現代の技術で、それが短縮されるのは嬉しい事ですね。

返信する


[6651] Re[2]:馴らしについて
Name: はぎお
Date: 06/04 09:43
解りやすい文章、長文ありがとうございます。
次号の記事楽しみにしています。
お忙しい中ありがとうございました。

返信する


Copyright (c) 2002-2004 JUNK MOTOR. All Rights Reserved.