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No.6886に関するツリー
▼-ナックルのチューニング [なんくるないさー] (01/20 14:27)
 └Re:ナックルのチューニング [stroker-kid] (01/21 08:03)
  └Re[2]:ナックルのチューニング [なんくるないさー] (01/21 21:10)

[6886] ナックルのチューニング
Name: なんくるないさー
Date: 01/20 14:27
現在47FLをOHしようと思っておりネットで色々と調べていたところ丁度ナックルの話題になってたので、唐突に変なところに変な質問をしてしまい大変失礼いたしました

お聞きしたかったことですが、ナックルの信頼度を高めるチューニングとしてBM加工は大変興味がありますが、その他ナックルのウィークポイントとして改善が望ましい箇所があれば教えて頂きたいと思っております
先の書き込みで伝えられなかったのが、ロッカーアームは純正品が良いと見かけた気がしたのですがオイル経路などを見直すことで更に信頼度が高くなるのか、その場合はどの辺をポイントに考えれば良いのかとヒントだけでも頂ければ幸いです!

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[6888] Re:ナックルのチューニング
Name: stroker-kid
Date: 01/21 08:03
ナックルは油圧の低さと圧縮比の低さから来る負圧の弱さが問題になります。当時のスキルでは設計の甘さを解析する事が難しかったのでしょう。
四輪でさえまだ自動車の形になってなかった時代でした。
ポンプはアーリーPANを利用すれば進化出来ます。S & Sではオーバーオイルがヘッドに集中して落ちが悪くなります。
プッシュロッドしかオイルが戻る経路が無いと云うのは決定的な間違いでした。
バルブスプリングも弱すぎて連続高回転には耐えられないです。ロッカー周りは品質的に純正が絶対です。当時の造船技術から100年保たす鍛造の成せるスキルですが経年摩耗で殆どがシャフトに集中します。そこで Old skool(あえてK!) になりますが硬質クロームで太らせてから精密研磨を繰り返しオーバーサイズ化して今度はアーム本体をボーリングの作業です。
社外のJIMSを始めスウェーデン製迄ありとあらゆるロッカーシャフトも試しましたが純正には敵いません。
盟友DJ コウ君が20年前に私が手掛けたOHから無事持ち堪えて新たに分解検証と更なるアップデートを画策して居ますので彼の報告を楽しみに。
'47のOHも壁が高いでしょうがウチナーの心意気を期待します。

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[6891] Re[2]:ナックルのチューニング
Name: なんくるないさー
Date: 01/21 21:10
ご丁寧に解説ありがとうございます!

普通なら社外秘の様な経験則でこれは大事なチューニング資料として保存させて頂きます
お伺いしてなかったら安易に社外に交換していたかもしれませんが、シャフトが摩耗していたら後を追わせて頂き硬質クロームの手法で対応します

一つ一つ疑問を解決しながらコツコツとOHを楽しみたいと思います

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