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No.7184に関するツリー
▼-DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見 [MATO] (02/20 00:08)
 └Re:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見 [K] (02/21 22:29)
  └Re[2]:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見 [MATO] (02/25 07:32)
   └Re[3]:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見 [stroker-kid] (02/25 07:54)
    └Re[4]:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見 [MATO] (02/25 23:21)

[7184] DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見
Name: MATO
Date: 02/20 00:08
いつもありがたく見させていただいております。
KOさんに、ちょっと古いですが
昨年のHBJ163号の記事について、リクエストと意見させて下さい。

今年の夏の途中に、ぜひシリンダーを黒く塗って、インプレお願いします!
出来れば、縮み塗装で!
ハーレーでどれほど差が出るのか、気になっております。
KOさんの文章は、いつも丁寧で優しく、大好きです。
真っ先に開きます。(もちろん、林さんのコラムも拝読します)
そして的確なだけに、、、ここについてはずっと気になっていました。

シリンダーへのアルミ溶射コーティングの上に
"塗装すると放熱を少し妨げそう"とのところです。


アルミの溶射コーティングは冷えるようになると思います。
シリンダーの鉄部からアルミに早く熱が移動するようになったことと
熱容量が増えて発熱量の増減変化に素早く対応できるようになること
と理解しています。

ただ、鉄→空気の場合と、アルミ→空気の”熱伝達”による冷えには
あまり差が出ないはず・・・


気になるのは、塗装のところです
理屈の上では塗装した方が、”熱放射”性能が上がるのは定説です。
(逆に、ポリッシュしたり、メッキすると、放射率は下がってしまう)
「黒体」が最も熱放射します。

 ちなみに、赤外線式の非接触温度計が安定しない時は
測定の角度がずれて放射率を安定した条件にできていない場合が多いようです。
「黒体スプレー」なるものを塗ってから測ればバッチリ!になるはずなので
ぜひこれもして温度を測っていただけませんか。


そして、強制空冷も含めた空冷においては
表面積が多いほど冷える(これは、空気への"熱伝導"による)のが定説です。
なので、縮み塗装が良いと考えられます。


自分のEVOは最初から縮み塗装の年式なので比較できませんが
次に乗り換えるのは鉄シリンダーのものにするので、ぜひアルミ溶射はマネしたく!

よろしくお願いします

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[7185] Re:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見
Name: K
Date: 02/21 22:29
単なるビンテージパーツの年式の違いとかではなく、技術的な事に興味を持っていただけるのは嬉しいですね。

僕が67のアーリーシャベルと41FLに施工して頂いたアルミ溶射スプレーは、実際に10〜20度ほどエンジンの温度が下がって来ているのを確認して、また体感としてもヒートがしにくくなったのをエンジンの回る感覚や信号待ち時の股間から上がってくる熱気などで感じているので、エンジンOHの際にはぜひおすすめだと思います。

そしてオキツモから出ているクールテックのように熱の放射を促進するような塗料もあるのでそちらの方も効果はありそうですね。

リクエスト頂いた僕のバイクで試してくださいの件ですが、今現在の自分のナックルには、オリジナルには無いアルミの鋳物そのままに見えるシルバーのエンジンの造形がかなり気に入っているので、見た目からしてとりあえず当分の間は塗りたく無いのが本音です。
また、黒ではなくそのアルミ調のルックスを保つためにシルバーに塗るのも、アメリカで錆止めの為に耐熱シルバーに塗ってある旧車をのをよく見るのですが、剥がれてきた時の汚さといったら目も当てられない感じなので、シルバーには絶対塗りたくないので、残念ながら塗ってインプレをっていうリクエストはお受けすることができません。

今の充分な放熱効率に以前感じていた不具合を感じてなく全然満足してますので、わざわざ塗りたくもない黒に塗るのも外装やらいろいろ外して面倒なのと、それで効果がなかったらまた元に戻すのはペイントリムーバーではフィンの間に入り込んだ塗装まで落とすのは面倒で、また全体にサンドブラストをかけて、もしかしてアルミ溶射のところからやり直し?なんて考えると気が遠くなりますよね。

ということで、僕は全く今は塗ることには興味が無いので、逆に乗り換えられたらぜひご自分のバイクでお試しになり、どう変わったかのレポートをお聞かせください。
楽しみにしています!

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[7191] Re[2]:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見
Name: MATO
Date: 02/25 07:32
ありがとうございます
アルミ溶射とその他のアップデイトは効果大なのですね。10〜20度も下がるのは素晴らしいです。
アルミの表面のままも素敵だと思います、失礼しました。
オキツモクールテックは知りませんでした。情報ありがとうございます。縮み塗装、ヨシムラが使っていたというガンコートなども含め、自分のでどうするかこれからいろいろ想像したいと思います。

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[7192] Re[3]:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見
Name: stroker-kid
Date: 02/25 07:54
アルミ溶射を含むメタルスプレーはオールドスクールで戦前から外国では軍用として重宝されて居ました。海水中のレーダー、潜水器具として知られて居ます。
ガンコートは20年程前にデイトナレーサーがヒート問題のレポートを出して居ました。一般に誤解が浸透されて居ますが耐熱塗料は腐食防止に有効でも放熱性は犠牲になります。USAホットロッドの世界では排気系にJET HOTコーティングが放熱性と美観(アルミポリッシュ風) から定着して居ます。

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[7193] Re[4]:DJ KOさんへ シリンダーへのリクエストと意見
Name: MATO
Date: 02/25 23:21
SKさまからもありがとうございます。
JET HOT社のコーティングは、ヘダースで有名なあれですね。
排ガスを、熱くサラサラな状態のまま放出、パワーアップと美観とバンテージ要らずにもできる一石三鳥な断熱系コーティングでバイクもマフラーに良さそうです。
表面処理はどんどん新しいもの(SKさまもおっしゃるとおり、軍や宇宙技術の一般への展開なだけかもしれませんが)が出てきて面白いですね。
こういうものを、さりげなく採用しているようなハーレーに乗っていたいです。

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