Bキャブの特徴の一つとして、ロングベンチュリーによって流速が上がり、低速トルクが太くなるとよく聞くのですが、だとすると、Eキャブにロングファンネルなんかを付けても同じ理屈で低速トルクが太くなるものなのでしょうか？？

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ネット情報に振り回されている様です。正しくは'70sにレース実証されたハイコンプ(10.5以上)チューンの手法ですが吸入流速はあくまでもコンプレッションでファンネルの長短は直線加速のセッティング範囲です。
現代では加速ポンプ付きキャブが沢山あるのでショートファンネルでも全く不都合は無いですから敢えてロングにするのは見た目の問題でしょう。

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詳しくご教授頂きありがとうございます。
私は71年シャベル、93cuiストローカー、ダイナS、Eキャブという感じなのですが、どうにも出だしのトルク感が弱く感じており、Bキャブに変えればその辺はどうなのかなと思っておりましたが、Eキャブだから下がスカスカとゆー認識も間違いなのですかね？
スプロケはリアがドラムの為51でフロントが25です。

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間違いです。現状では 0-100mでストック74"の方が速く その後に貴君の
加速が勝ります。しかし直ぐに信号で急ブレーキ、これを2,3回続けるのはストレスになるでしょう。
キャブに始まりベルトドライブのハイギャード化、クラッチ、IG とドツボにはまるネット情報の崖っぷちに居ます。自分の求める方向をしっかり見つめ直す事です。

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私の求める走りは、ガンガン回して攻めるようなソレでは無く、一速一速伸びやかに加速する、そして、高速走行も比較的低回転で走れるような物です。高速走行といっても、100〜120km程度のスピードしかだしません。
現状だと、どうも一速の走り出しのトルク感が弱く、しかもすぐに回転数が頭打ちになるように思うのです。
ストックのエンジンに乗ったことがないのでなんともくらべようがないのですが、本来の四速ミッションのワイドレシオ感と言いますか、伸びやかさに欠けるように思うのです。
逆にストローカーが邪魔をしているのでしょうか？

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弱りましたね、顔の見えぬ相手なので傷付けぬ様に言葉を選んでるのですがはっきり言わないと伝わらないのか・・・　。
二つの誤認が有ります。'70s迄のT/Mは重いFLHフルドレスをパレードで使える様にローギヤは低く抑えられた設定なので60km/hに達する前に頭打ちになりますから貴君の場合 正常です。軽量化された車両ではアフターパーツから出てるクロスレシオに組み替えれば少し乗り易くなります。
もう一つのトルクの問題は別で多くの日本人はストローカー、ビッグボアで
大排気量化するとH-Dらしさが増大して機関車の様に山坂をグイグイ登る力強さに溢れると思い込んでいます。
ここにE/gを組んだアメリカ側の考えと貴君の考えで真逆の事態になっています。USAは広い国土で如何に速くトップギヤに入れて高速走行するかの一点に絞り込んでいますから軽量化したクランクでホィールスピンさせ3速は思いっ切り引っ張るパワーを目指してます。大排気量チューンで大半の日本人はこのジレンマに陥り苦しむ結果、直線の加速のみしか楽しめずドツボにはまる諦めです。
テスト実証の120"モンスターE/gも同様で上は大馬力ながら下はスカスカで日本の道路では乗り難くお手上げでした。
これを解決する為に私が30年の長きに追求したのが重いクランクを使い日本人が好むトラクターの様な強大トルクの実現でした。しかしトルク増大はエンブレ時の衝撃でE/g内部を痛めるリスクとの兼ね合いが壁として浮上。
それを解消させるダンパーとして採用進化させたのがバランスマスターになります。
上記の説明でロングファンネルが現状を解決する事にはならないと理解されて頂ければ。

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詳しくご教授頂き感謝致します。
ハッキリ違うものは違うと言って頂けるSKさんの言葉には説得力があり、大変勉強になります。
またわからない事があればご指摘頂けると幸いです。
どうもありがとうございました。

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