こんにちわ。いつも勉強させてもらっております。ピストンTOPに、施すパワーノッチ加工とは、乗り味に、どのような変化が、感じられる加工なのでしょうか？

興味深々でしたので、もしよろしければ、ご教授お願いできませんでしょうか？

よろしくお願いします。

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'70sに隆盛のHEMIで生まれたチューニング理論でした。大きく深い燃焼室に濃い混合気とハイコンプは高回転時の圧倒的なパワーをもたらしました。
しかし低中速域からの繋がりに落差が生じるのが問題になりました。この点をスムースに繋げるために中速域のトルク増を狙ったのがノッチ加工です。
燃焼室内のタービュランスを導いてスパーク着火・伝播を最大限に上げる効率UPでトルクが増せば乗り易く最大パワーに到達します。加速時に青い排気ガスを伴い背中を押されるアメ車特有の乗り味としての魅力でした。
ハイコンプ・ピストンが重要ですが 1340の丸く緩やかなTOP形状では勢いが無くて難しいです。これは当時の排ガス規制をクリヤー出来ずに仕方無くコンプレッションを下げて問題から逃げた結果です。

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お返事ありがとうございます。HOTRODのコーナーで紹介されてる、段付きになってるような、ピストンの加工のことを、パワーノッチ加工というのでしょうか？丸いショベルの、ドーム型では、そのような加工は、難しいのですかね？

ワイセコ、JEピストンとかの、鍛造ピストンなら、そのような加工もかのうなのでしょうか？

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渦の流れを作るのが目的なのでドーム形状では難しいです。そこで渦を作り出す為当時 私はバルブとシートアングルを20〜23度に変更して流速上げ安定したトルクカーブを実現しました。
現代ではデジタルIGの成熟度から'70sチューンとは比較にならぬ程の高いレベルに持って行けますからドーム型でもツインプラグ化で新たなページを開けるでしょう。

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