情報が多過ぎる時代の歪みだと感じていますが深く考えずに思い込み、先入観による決めつけで判定する人が圧倒的に増えています。
私でさえ20歳でハ−レ−乗り出して42年、いまだ壁にぶつかる修理の難問に出会いますがあらゆる角度・視点を変えて何故だろうと原因を探るしか有りません。
その中で気付いたのは昔の時代には出なかったトラブルの増大化です。
誰でも手軽にハ−レ−を所有出来る恵まれた時代ですが一方で初めての大型バイクがハ−レ−と云う人が増えて乗り方を教えるショップも無く雑誌やネットが情報源の片寄った状況も生まれている様です。
それだと眠っている五感は掘り起こせずにE/gが悲鳴を上げるシグナルも感知出来ずにムチ入れる乗り方になって行きます。
大切に乗ろうとする気持ちが強過ぎてスロットルを開けない為に起きるノック症状を本人はノックと感じていない悲喜劇が最たるものです。
メリハリ効かしたスロットルワ−クでダイナミックに乗るのがバイクの醍醐味なのにオ−トマ車の如く乗っているのでしょう。
外観スタイルやデザイン性を優先し過ぎの時代でもっと本質的な運転操作の楽しさを伝える事の難しさを感じます。

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