タンク内部のコ−ティングはOBでも常に処理していますが既に発生している腐食やクラックを止める事は出来ません。危険と云うのは溶接部全体に染み込んでいるガソリンはどんなに乾燥させても気体として残っているので新しい溶接を試みると破裂する可能性があるからです。正しい処置は完全に溶接部分を一周切り取って内側を外し、ビ−ズブラストにてサビを除去そして再度TIG溶接で付けます。手術と同じですが改造カスタムショップに行っては駄目ですよ。旧車のタンクを良く知っている所でないと溶接修理がバレバレの仕上げになってまいます。その上でコ−ティングを処理すれば次の代迄持たせられます。OBではナックル以前になると鉄板も薄いので溶接後にパ−カライジングかけて完璧に下地処理してからコ
−ティングする様にしています。

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