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[6888] Re:ナックルのチューニング
Name: stroker-kid
Date: 01/21 08:03
ナックルは油圧の低さと圧縮比の低さから来る負圧の弱さが問題になります。当時のスキルでは設計の甘さを解析する事が難しかったのでしょう。
四輪でさえまだ自動車の形になってなかった時代でした。
ポンプはアーリーPANを利用すれば進化出来ます。S & Sではオーバーオイルがヘッドに集中して落ちが悪くなります。
プッシュロッドしかオイルが戻る経路が無いと云うのは決定的な間違いでした。
バルブスプリングも弱すぎて連続高回転には耐えられないです。ロッカー周りは品質的に純正が絶対です。当時の造船技術から100年保たす鍛造の成せるスキルですが経年摩耗で殆どがシャフトに集中します。そこで Old skool(あえてK!) になりますが硬質クロームで太らせてから精密研磨を繰り返しオーバーサイズ化して今度はアーム本体をボーリングの作業です。
社外のJIMSを始めスウェーデン製迄ありとあらゆるロッカーシャフトも試しましたが純正には敵いません。
盟友DJ コウ君が20年前に私が手掛けたOHから無事持ち堪えて新たに分解検証と更なるアップデートを画策して居ますので彼の報告を楽しみに。
'47のOHも壁が高いでしょうがウチナーの心意気を期待します。

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