回転数を稼げない設計のため低回転から混合気を大量に吸うヘミヘッド
にした訳ですが一方でガスを濃くすると低速がかぶってしまう矛盾が有りました。
圧縮を上げても混合気の濃い薄いムラが出来てしまうからでした。
70年代のレ−ス屋が試行錯誤の末、タ−ビュランス(渦流)強化に着目してペントル−フ(三角屋根)SPORTYピストンにノッチを入れ出しました。

狙う回転域によりX型スロットからトルク指向のタイプ迄が生まれました
がこれが後にハ−レ−社も80年代にスキッシュエリヤの壁を利用したEVO
を発表する事になる大排気量アメリカン・チュ−ンの礎です。

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