- このトピックは空です。
-
投稿者投稿
-
-
koba
申し訳ない素人質問ですが、わからないので教えて頂きたいです。よろしくお願い致します。56パンヘッドですがブリーザーホールの傷の事ですがクリアランスがガタガタだとダメな事はわかりますが傷はブリーザーギアが回っているので多少は入る気がするのですが、ツルツルでないとダメなのでしょうか?調べてもスリーブ入れ替え、ボーリングしました。などの説明はよく書かれているのですが、調べ方の悪さもあるかもしれないですが、なぜ傷が入るとダメなのかが書かれてないので知りたいです。申し訳ない質問ですがよろしくお願い致します。
-
stroker^kid
単なるオイル通路ならば異物混入によるキズでもオイルは通過しますがこの経路の目的は密閉されたクランク室がピストン上下動による負圧影響を制御する事です。負圧が制御され無いとE/g回転にブレーキが掛かり白煙が吹き始めます。クランク室からカム側に移動するオイルの推進力はフライホィールが水車の如くかき上げる事に依るのでブリーザーホールの滑らかなクリアランス維持は負圧制御の為に必須になります。
キズを放置するとE/g不調や白煙の原因になりますからカムカバーを開けた際にはチェックするのがメカニックの仕事ですがこうしたメンテ作業はマニュアルには載ってません。昨今はバラして組めれば一人前の風潮が広がってますがメカニックは死ぬ迄勉強です。
-
koba
ありがとうございます!傷はどの程度で対策すると言うのはビルダーさんの長年ね感覚になりますか?それともなにか基準があるのですか?自分のは爪で引っかかる程度ではないですが円状の筋程度の物はあります。ツルツルじゃないとダメでしょうか?引き続きよろしくお願い致します。
-
stroker^kid
正常な状態はツルツルの傷無しで10年乗っても変わりません。DJコウのナックルは20年経過でも綺麗でした。
OHで送られて来たE/gを開けた時に円状の筋を見た時に私が出す評価は オーナーはメンテに無関心で動けば良しとする扱いの人 ですね。金属の異物がクランク室に有ったと云う異常を示しています。
-
stroker^kid
負圧コントロールの意味を理解されて無い様なので追加します。ケース側のツルツルでクリアランスが重要なのはクランク室からのオイルを強制的に吸い上げる機能を求めるからです。言うなれば液体をストローで吸う時に割れ、穴が有るストローだと充分に吸え無いのと同じで特にハーレーの固い粘度オイルでは吸う抵抗が大きいので密閉性は最も重要になります。
油圧経路に設計上問題有るPANでは例え爪に引っかから無い程度の円状キズも私は見逃せません。
-
koba
わかりやすく説明ありがとうございます。書籍を出してもらいたいです。
-
-
投稿者投稿