以前にも質問させて頂いたものです（その際はありがとう御座いました）photo　bbsにコメントが御座いますＫさんのナックルのペイントですがエナメルｏｒウレタンのどちらで塗られているのでしょうか？ちなみに当事はエナメルみたいですがこの場合、フレーム、フォーク等の大きい部品とその他の細かい部品ですと塗り方等は違ったりしていたのでしょうか？また当時（４０年代）からすでに焼き付塗装はされていたのでしょうか？お手数をおかけ致しますが以上を宜しくお願い致します。

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その当時は赤茶色のサーフェイサーの上にエナメル塗料ですね。
当時の塗料自体はハーレー社が作った物が未だにNOSの、その当時の缶入りで　結構簡単に手に入るので　それを買って塗ったら割と良い感じに塗れるような気がします。
気がしますというのは　自分では塗った事が無いからですが、、、無責任ですいません。売ってる場所はネットで海外のハーレー屋を覗くと割と簡単に見つかると思います。自分で探した方が見つけたときの喜びと　また、ノウハウが手に入るので　その辺は他人を当てにしない方が良いと思います。

僕のバイクの場合は、エナメルは乾くのが遅いので面倒という事と　せっかちなので塗りたい時に塗る事が出来なければ嫌だ！という事もあって　僕はホルツのカー用スプレーで塗って　その上に２液性のウレタンクリヤーを吹いて　その後、磨き上げて終わりです。
厳密に言えばサーフェイサーの色からエナメル塗料まで気合いを入れた方が良いんでしょうが　まあ、所詮僕のバイクは　部品集めには時間と手間をかけましたが単なる寄せ集めバイクですからね。
磨くのが嫌いで　８年前に手に入れてから一回も磨いた事が無いし　塗っても早く飛び石とかで傷つかないかなあ！なんて思ってる始末なので　自分塗装で充分ですね。

バンパーとかハンドルのような小部品は塗り直していなくて当時のままの物が結構残っているのでそれを参考に塗装をしたらいかがでしょうか？
表の塗装が剥げた下から見える赤茶色のサーフェイサーを見ると　かっこいいなあと思いますね。せっかちの僕のバイクはグレーが見えてありゃま！って感じですが、、、。
フレームも当時はパウダーコートなんて無かったのでタンクなどと同じ塗装だと思います。
パウダーコートは丈夫で良いんですが　塗装の膜が厚くなってしまうのと　普通に塗るときれいになりすぎてフレームだけ浮いてしまうので　僕はパウダーコートの半つやを何となく気持ち薄くかけてもらってます。そうすると割といい感じに当時感が出て気に入ってます。
今　徹夜で仕事から帰って来たばかりで少しぼけてるので　また何か思い出したら書き込まさせていただきます。ではお休みなさーい。

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え〜と、海外から塗料入手して塗装しています。
といってもワンイヤーオンリーの塗料だったので一台を塗るには少なすぎるのと貴重なので塗料屋さんに分析してもらって同じ成分の塗料を作ってもらいました。
何処まで分析できたかは？ですが、色は良い感じになっています。当時はKさんの書き込みの通り下は赤茶のさび止めで、今でも鉄骨等のさび止めに似たような物が塗られています。

基本的には塗料と下地が喧嘩しない素材を使うので一般に売られているさび止めはどうかと思いましたので、同じ塗料屋からエナメルペイント用のさび止めを買いました。

詳しい事はわかりませんが当時のハーレー純正ラッカ系の１液性の塗料のようです。私が作ってもらった塗料はフタル酸系の塗料だと聞きました。一応似たような成分らしいです。

ちなみに塗装屋も頭を痛めるほど乾きません。下塗り１０日、各色１０日も乾燥に掛かる上それでも完全に乾いた訳ではないので、塗装屋さんは発送しない方が良いから取りに来て欲しいと言ってられます。

当時の塗装表面はみかん肌だ！とかピカピカに光っていた。とか色んな説が有りますが、塗った経験から言うとピカピカだったのではないかと思います。今回塗装面はみかん肌で依頼しましたが、乾くのに時間が掛かるので結局ヌメヌメになったそうです。
と、言う事は…素人が塗っても綺麗にぬれるかも？です。

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Ｋさん、すぷさん、御丁寧なお返事ありがとう御座いました。とても参考になりました。これからも楽しく拝見させて頂きます。また何かありましたら宜しくお願い致します。

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若かった頃ダットサン(四輪)オ−スチンをレストアした経験有りますが当時は塗料の顔料も自然界の素材ばかりでカシュ−塗料と呼ばれたウルシの親戚が自動車に使われていました。恐らく家具や船大工の職人が関わっていたと思います。従ってひたすら磨きのツヤにこだわっていたのでしょう。現代でその塗り肌に最も近いのは Hollandのシケンズと云う塗料でJALも機体に使っています。

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すぷくんやkーくんの知識にはとばされます。s-kが知ってるのにはもう驚かされませんが。　　徹底的なその姿勢には皮がムケル思いです。　おれはそーいう知識をここで盗んでいかにも知ってるような態度で生きて行こうとの思いを新たにしました。　かしこ。

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