下のダイナSで聞こうと思いましたがレベル的に気遅れしまして新たにお尋ねします。ポイントやダイナSだとキックで掛かり易いのに高価なフルトラだと掛かりにくくなりますけど何故なのでしょうか。コイルの抵抗とかが関わってくるのですかね。

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OK, ポイントやダイナSは電気的特性として低回転では強いマルチスパ−クだけど高回転になると弱くなってしまう性質ですがバネの進角と合わせて濃い混合気の設定をすると掛かり易いのです。
一方デジタルIGになると一定のシングルスパ−クで薄い混合気を完全燃焼させる仕組みですから一回のキックではチャンスが少ないです。しかもタイミングを正しく設定してもセンサ−が信号を拾い出すのはもっと早い位置なので余計 "プフッ " で終わります。
これが一般的な違いですが対策はいろいろ有ると思います。要はスパ−クの火が強いかどうかの違いです。アルトマンの場合はレ−ス用の強力なアンプをコイル入力の前に入れてテストしましたが充分な火力upになりました。

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おお成る程。理屈はともかく踏んだ感触からはすっごく良くわかります。
それでは何万ボルトかの高圧コイル(?)を探せば良いんですかね。

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いぃえ、何万ボルトと云う表示はセ−ルスの歌い文句で信用してはいけませんね。60000Vとか80000Vとのコイルもテストしましたがかなり?です。
スパ−クの強さを表す正しい表示値は mJoul/sparkでダイナ、アクセル、クレ−ン、スクリ−ミンEgの同爆タイプで 最大20mJoul, 3〜5Amp です。

ちなみにドラグスタ−(Top Fuel) で 700mJoul/spark, 20Amp を設定します。

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あはははっ　　かんぺき信じていました。でもそうですよね、ボルト数で決まるならとっくにメ−カ−がやってますね〜。
それで書かれているのはどこも大差は無いって理解していいんすね。
ありがとうございました。

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明快な解説恐れ入りました。今迄この問題を一刀両断に解り易く言ったのは雑誌でも無かったですよ。それではオ−ム数とはどういう風にとらえれば良いでしょうか。
例えばポイントの純正5オ−ムだとしてデジタル式ではダイナSの様に使用可能でしょうかね。

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トランジスタIGが進化する程コイルはゼロ抵抗に近づきます。以前は逆流でトランジスタが破壊されるのを防ぐ意味で3オ−ム程度有りましたが今の純正では驚異的に低いでしょう。
なので5オ−ムのコイルをデジタルIGで使用すると低い電圧になりトラブル発生します。私もテストしてパンクさせてしまいました。

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自分も今迄ボルト表示は疑いませんでしたが体感出来る違いは感じた事なかったので今回納得しました。しかしドラッグレ−ス用になると凄い電圧なんですね〜。

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Joe Hunt MAGNETなんかは10万ボルトを優に超えるレベルで使いますからね。下では ポチョッとしか飛びませんが。
こうしたドラグスタ−は当然プラグ自体が溶け落ちてしまいます。

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こちらでもお伺いします。人づてに聞いたのですがポイントの火花はフルトラに比べ火花の時間が長いから掛かり易いと言う話はどうなのでしょうか?

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それは誤解を生み易い表現ですね。正確に言うとフルトラの火花は鋭く細い直線ですがポイントは不一定な束になっている太いスパ−クでしかも強い為にスタ−ト性だけは抜群に良いのです。
しかしバッテリ−の元気さによって常に一定で無いのでアイドルの安定に困るシステムです。そこでフルトラメ−カ−はキックでの始動性を高める為に低速時にマルチスパ−クを採用していますが火花の強さは変えられないのでイマイチです。

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わかります、わかります。蹴ってみて感覚的にそんな気はしていましたが頭の中でまとめる能力が無くて(汗)
ありがとうございました。

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