昔のチョッパ−本なんかに良く出てくるパンショベルについてお聞かせ下さい。STDとかのレプリカじゃなく純正改造の奴です。
行きつけのショップに以前聞いたのは2個いち、3個いちの寄せ集めだから止めた方がいいって話でしたがスタイル的に気になるこの頃です。
やはり当時B C級なんですかね。

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寄せ集め とは何たる偏見・・・　無知の成せる発言です。
ア−リ−Sの登場は衝撃的でPAN以前の鈍重なE/gが一気にパワフルに変わった分岐点でした。
73年以降にクランクバランスの変更を経て更に吹き上がりがダイナミックになりチュ−ニング・ベ−スとして多くの若者が憧れましたが新車を買えるのは金持ちだけの時代でした。
そこで安くて手頃なOld PANに腰上を移植したハイブリッドが誕生した訳でNew parts腰上をディ−ラ−で買うかホットスタッフ(盗難品)を使い英国製ヒポライト・ピストンで新車に勝るオリジナルが生まれました。
新車は買えないがパワ−じゃ負けないぜ! と云うホットロッダ−の心意気がベ−スに有りました。
英国製の貧弱な小型スポ−ツカ−にトラックE/gを積んだACコブラと同じ生粋アメリカンブリ−ドです。

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そうした経緯を知ると納得出来ますね。当時の思いを想像するだけでも熱い気持ちが分ります。
いまみたいに何でも買えると見てくれ勝負だけで走りは二の次の流行バイカ−だらけですが。

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初めまして。私の愛車も15年程前に輸入されたパンシャベルのチョッパ−です。53年の越下で改造車の負い目を感じて乗り続けいつかはパンに戻したいと思ってましたがこれを読んで奮い立ちました。
調子崩すたびにショップで色々混ざっているんで　と決めつけられましたが今回愛車の解説読ませて頂き有り難う御座いました。今後も楽しく閲覧させて頂きます!

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妄想をかき立てられるお話で楽しいです。今迄調子良く無いパンショベルばかり見てきて自分も偏見が有ったような (汗)
当時のスペシャリストが目指したものはパンをチュ−ンするより具体的にどんなメリットが有ったのでしょう。
向学のためにお聞かせ願えますでしょうか。

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パンヘッドをパワ−上げる限界値が低くとりわけ燃焼室天井部の薄い肉厚のせいでビッグバルブ、ツインプラグと云う当時の新しい手法が困難なのが第一でした。
シャベルヘッドの効率UPした短いインテ−ク通路により大口径キャブ、クライスラ−・ヘミバルブからデトロイト・ブロワ−迄使用可能になった事です。
実績の無い奇抜な社外品と違いH-D純正同士によるPOP UPなので腕の有るメカニックなら誰もが好奇心を揺さぶられる夢の世界でした。

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