お題の通りですがプライマリ−を外してる時に気付いたのですがクランクケ−スに留めているステ−タ−のネジがゆるんでいたのを発見しました。
普通ゆるまない所だと思いステ−タ−ごと外してみたらネジ山の入り口が楕円に広がっていました。ヘリサ−トは無理みたいなので長いネジに換えようと考えてますがこのゆるみが何故起きたのか知りたい相談です。

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通常の使用範囲では緩んで楕円になる事は有りませんが設計の想定を超える状況下では発生します。クランクシャフトに掛かる衝撃パルスが原因ですが通常はコンペンセ−タ−が
衝撃吸収の役目(ダンパ−効果) を果たします。
ハイカム等でチュ−ンされて廻るE/gを激しいエンブレの多用とか、或は正反対の場合で
低速三拍子ファンなども発生します。
ハイコンプでクランクバランスに狂いが出てるケ−スも多く修理経験が有ります。

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有り難う御座います。分りやすく御説明頂き納得しました。まさしく高回転を攻める乗り方なのでエンブレも良く使い前のラバ−マウントも2回交換しています。
そろそろ腰下もOHどきと思ってましたがステ−タ−は長いネジ交換でいけますでしょうか。

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経験上では大丈夫でしたが衝撃パルスを受け止める対策は絶対に必要です。
純正コンペンセ−タ−は限界値が低いのでフィッシャ−・ダンパ−やバランスマスタ−等の
使用が良いでしょう。ショックアブソ−バ−の様にやわらげて呉れますから結果的には
車体に及ぶネジレ振動が軽減します。
腰下を開けるのであればクランクへのBM導入が耐久性・振動対策の効果が最大です。
ラバ−マウント車両だからこそE/gの根本的な振動軽減を計らなければ振り子の様に激しく揺れが増幅していきます。

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アドバイス有り難う御座います。早急に検討させて頂きます。
車体の振れの話は全くその通りだと実感しています。高速で自分の意思に関係なくよじれる様な感覚が突然出るのが悩みでした。
ダイナも似た様な感じでしたがアメリカではどうなんでしょうか。

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近年はアメリカでもねじれを抑える補強リンクパ−ツが各種出回っています。
只いずれも力には力で押さえ込む考え方なのでクラック等の二次的問題が出て来ます。
アメリカの使われ方は圧倒的に高速での長距離が主なので日本とは比較にならないでしょう。
実際PAN、Knuckでの移動等はじれったくて考えも付かないのでしょうけど日本はTOPギヤの使用は少ないですから違う視点でハ−レ−を捉えるべきですね。

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重ねて有り難う御座います。パワ−アップチュ−ンの説明は至る所でやってますが的確な評価と整備要領まで深く解説して頂ける所は他に無いので信頼しています。
日本に適応したハ−レ−の進化はとても頷けました。

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