3速バック付きのミッションが付いてて勿論バックは入らない様に細工されてますが4速に
変更しようと企んでます。どこをどう変えたら良いのかアドバイスお願い出来たらと書き込みました。社外トップ一式を購入すれば何とかなるかも位しか思いつきません。
どぞよろしくお願いします。

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内部の構成パ−ツを交換するだけでOKです。TOPはシフトドラムとギヤ、ボトムは1-2だけで特にシフトドラムは72年迄の純正4sp(円筒形) がベストです。
熟練溶接工による精緻でヘビ−デュ−ティな製品は現代では復刻不可能ですが'40sから造られているので入手容易です。
タイワン製社外TOPは劣悪な精度で1-2, 3-4 いずれもシフトがしっかり入らず調整すら
出来ないレベルです。
純正中古なら今後も20年は保つのに社外ゴミに交換等は問題外ですね。

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便乗質問ですが自分の少ない経験でトップカバ−を開けた時に後期と思われる溝の曲がりくねった鋳物タイプのドラムと丸い筒状のドラムのトップがありました。
これはどういう区別で分かれているのですか知りたいです。単に前期と後期だけではくくれない程の形の違いを感じています。
今迄先輩メカに聞いてもアメリカのHDスク−ル卒業の方に尋ねても明確な説明が得られなかったですのでお願いします。

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AMF買収後によるコストダウン見直しの変更でした。熟練工がレ−ザ−等無い時代に手間掛けて切削・ロ−付け・研摩の手作りで数十年持たすドラムより鋳物で大量生産化に大転換した訳です。
きっかけは新しく設計されたFXの登場でスタ−トして在庫の余ってたFLタイプを続いて
発表しました。
例え外装が朽ち果てても中身の機械部は永久に保たすと云う旧き良き時代の終わりでした。世界企業AMFにとってはオ−ルドスク−ルの存在価値は意味無しの結論でしょう。

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詳しく説明して頂きありがとうございました。納得できました。
決定的に違う考えで作られた物だったんですね。何十年ももち応えるなんて素晴らしいと思いました。あらためて凄い車両なのが分りました。

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私もその点が知りたかった一人でしたが納得の説明ですっきりしました。
同時に乗り比べた経験は無いのでお聞きかせ下さい。シフタ−ドラムの形があれだけ違うと動きの感覚も違ってくるのでしょうか。

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シフトフィ−ルはまるで違います。中空・円筒ドラムは'30sからのタンクシフト・リンケ−ジを節度有る動きで連動させる様に絶妙の重さを持っています。
昔の二眼レフカメラのシャッタ−の様にカシャッとドラムが回り確実にシフトします。
ジョッキ−シフトで使用すると良く体感出来ますが鋳物レ−ル型だと軽過ぎるのでギャが入っているのかどうか迷う事が有ります。
円筒ドラムではスポ−ツカ−のシフトと似たカッチリと気持ち良い操作感が得られます。
これも純正を知らない人には一生理解し難いフィ−リングでしょう。ましてや後期ラチェットTopでエセ・ジョッキ−では全く別物になります。

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恐れ入ります。どっちが入りやすいのかと思い質問でしたがとても興味深いお答え頂きました。
古いパンやナックルにはまっちゃうのはそうした操作感が持つ奥深いのが面白いんでしょうね。単純にカチャカチャ動かしてる事しか見えてませんでした。少しだけ理解が前に進めてありがとうございました。

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ご親切な対応有り難うござ居ます。下のかたの説明でも大変貴重な物だと分りました。
実は行きつけのショップに社外トップのジョッキ−レバ−付き中古が有るんです。
もしOBさんの様なスペシャリストが組んだら社外でもいけるのでしょうか。
しつこく申し訳ないですがコストの面で気になりまして。

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耐久性を考えなければ走る事は出来ますね。現実に社外コンプリ−ト・バイクは市場に出ています。
何度か社外ラチェットトップの不具合で開けた事が有りますが鋳物シフタ−のレ−ル溝が
不一定で2速に入ってても抜けようと動いてしまう程のガタが生じていました。
幾ら安くても確実にシフトしないと不快感を伴いますよ。まぁ最初から純正を知らなければこんなもんと思うのでしょうが・・・　ゴミです。

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とても勉強になりました。何も知らない素人で安易に考えてましたがお聞きして良かったです。他の皆さんの話にも興味わいて来て自分が良い感じのベ−ス車に乗ってる気がして嬉しくなりました。
又ご指導お願いします。

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