以前より疑問でしたが鍛造ピンストン等、最初のクリアランスを大きく設定する物の使用限度値はどの位を限度と見る物なのでしょうか？
またv-twin等のリプレイスピストンなどは商品にクリアランス指定していませんが純正の設定値で行う物なのでしょうか？
それと通常オーバーホール時は使用限度以内でも基準値をかなり超える場合は交換するものなのでしょうか？
初歩的質問で申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

返信する

鍛造ピストンは目的が高圧縮なので使用に制限が有ります。つまり耐久期間を論じるのは正しく無いでしょう。
社外キャストは基本、純正クリアランスに準じていますが使い方、乗り方に踏み込んだ対応が必要でしょう。
現代では免許取って最初がハ−レ−旧車と云うケ−スも珍しく無い状況なので全国的に運転指導と云う重要なプロセスが欠落しています。
外観優先で走りの面はスク−タ−レベルでも充分の悲しい声が多く聞かれます。
ベテランではクリアランス 4/100,初心者には 5/100程度で組み摩耗が 10/100になればリング交換で対処出来ればベストでしょう。
ただ未熟な人は独特なシリンダ−摩耗させるのでヘッド外しただけでは読めずシリンダ−を抜いて初めて判るケ−スが多いです。極端にシリンダ−下部を削ってしまいます。

返信する

なるほどです。
これで胸のつかえが取れました。
有難うございます。

返信する

便乗ですがお聞きします。未熟な者が乗ると出る症状はskさんが良く言われるノッキングと関係あるのでしょうか。

返信する

そうですね。ピストンがクランクに及ぼす衝撃に留まらず最下部で首振り起こす事になります。スロットルを戻したままでの運転時間が長い為と考えています。
教習時に　もっとスピ−ド出してメリハリを　と教えられる基本を忘れてしまうのでしょう。
先日私の推論を納得させるE/gのOHが有りました。輸入されたばかりの1340シャベルでかなり乗り込まれた様子でしたが日本ではいつも問題の出るフライホィ−ル・ワッシャ−が殆ど傷無くビッグエンドのガタも許容範囲ギリギリでした。
相当な手練が乗ってた興味深い痕跡が随所に見られましたが日本ではもうこうした乗り手が育たないのかと思うこの頃・・・

返信する

便乗ですがEVOのロッドレースをラッピングしてコンロッドベアリングをshovel時代のオーバーサイズのベアリングに変えても問題ないでしょうか？マニュアルを見るとオーバーサイズのクランクピンを使用するように書かれていたもので・・・
それと逆にshovelにEVOの大きい?タイプのピニオンベアリングはサイズ的にいけそうに思うのですがどうでしょうか？

返信する

大丈夫です。私も15年程前に気付いて自分のE/gで実験しました。H-D社はクランクOHを熟練の手に頼るのでは無くトヨタ方式で誰でも同レベルで組める様にオ−バ−サイズ・クランクピンを採用した訳です。
しかしそれだと大量に部品ストックしなければならず従来の様にO/Sロ−ラ−で流用出来ない不便さが出ますので私はO/Sピンは使いません。
ピニオンはEVOタイプの方がB/g面積が広いので支持強度に優れている為使う時も有ります。
保証しますから安心してトライされて下さい。これからは貴方達の時代なのでマニュアルに書かれて無くとも精度・耐久度を求めて精進を。

返信する

やはり大丈夫なんですね。
ということはSHOVELにEVOのピニオンベアリングを使う場合リテーナーリングも後期の外径の大きいのを使う方がベターなのでしょうか？
教えて教えてばかりですみません。

返信する

新型のリテ−ナ−リングを使うべきです。社外フライホィ−ルによっては幅が取れず薄い旧リテ−ナ−を使う場合も出て来ますが基本的には将来に次のメカニックが開けた時に悩ませない配慮も必要でしょう。

返信する

大変参考になる御意見ありがとうございます。未熟者ですが何ぶん雑誌しか情報ソ−スが
無いもんでこうしたサイトはとても助かります。

返信する