シャベル等のバルブシールで、国産のヂィーゼル車の物を流用するという話をよく聞きますが、純正タイプなんかより、いいんでしょうかね？OBさんでは、どんなものをつかってます？

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国産のキャップシ−ル付きヘッドは修理で良く送られて来ますが大概ゴムが熱変質により硬化してヒビワレ起こしています。恐らくシングル#オイルと温度がハ−レ−と自動車では条件が違う為でしょう。ゴムを締め付けるスプリングが強過ぎるのもデメリットです。
OBでは10年以上テフロン/プラスチック製を使っていましたが納品したショップさんからカ−ボン除去で外すと再利用が難しいとの声で近年はVITONゴム焼結シ−ルに切り替えています。一般にはSIFTON製が入手しやすいと思います。
国内ボ−リング屋が常用するリンセイ銅のガイドと四輪用シ−ルはハ−レ−には耐久度の点で向いていません。

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便乗質問お許しください。
まさに、国内ボーリング屋によるリン青銅ガイド・四輪用シール使用のFL乗りです。腰上やったばかりなので、ちょっとショックです。
それでは、ＯＢさんで使用しているガイドの材質はなんなのでしょうか？またその材質は、どの辺りがハーレーに適しているのでしょうか？
次回ＯＨに参考にしたいのでお願いします。

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国産車は例外無く高回転E/gで軽量・小径バルブの設計なのは解りますよね。それと全く逆のH-Dはビッグバルブと強いスプリングなのでバルブガイドに掛かる負荷は国産E/gより遥かに大きいです。柔らかいスプリングと細いバルブステムでover10000RPM廻るヘッドには燐青銅が良く使われていますがH-Dに対しては柔らか過ぎて1万キロ持たずに摩耗してしまいます。過去、試作テストでタイタニュウムからシリコンブロンズ迄入手可能な材質は全て相性テストしまして現在はニッケル・ブロンズと鋳鉄の2種類のみです。耐久性では絶対的に鋳鉄ガイドが優れていますがシ−トリングから交換しないと100%効果は得られません。純正のシ−トリングは固過ぎて日本のガソリンと道路事情ではマッチしません。自分でOHする場合INはともかく排気 バルブは高温にさらされているので消耗品と考えて必ず交換です。

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なんともわかりやすい返答ありがとうございます。
１万キロで磨耗ですか・・・。ボーリング屋に出した時点で、ニッケル・ブロンズが、リン青銅に比べて割高だったのでリン青銅にしてしまいました。結局高くついてしまいそうです。ちなみに、シートは交換しませんでしたが、シートの材質にも良し悪しがあるのでしょうか？
もっと早くに、SKさんに質問できていればと悔しいですね。しかし、次回のOHが楽しみになってまいりました。

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私も便乗ですが純正バルブは品質が良いので交換せずに研磨して再使用した方がベタ−と雑誌でみましたがその辺りはどうなんでしょうか?

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しばらく前迄日本製ニッタンが純正でしたが際立って良いと云うレベルでは無いです。研磨はバルブステム部の事だと思いますが予算的な事情で無い限り新品を奨めます。
どのボ−リング屋にもバルブ研磨マシ−ンは有りますが焼きが入った固い材質の為に正確な研磨と表面仕上げ迄は出来ません。ガイドとのクリアランスと表面の滑らかさが命の部分ですので再使用はカ−ボンの付着が早くなるデメリットが大きいです。繰り返しますがコストの問題でやむなしとしても直ぐ又ヘッドを開けるハメになりますので私は新品バルブを使います。

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ご免なさい、OBより転送しているもので名前が逆になってしまった!

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バルブガイドの材質に話はもどりますが、Ampco45というのはどんな素材なんでしょうか？

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ニッケル、ブロンズ、シリコンからなる硬度も鋳鉄の次位のとても良い材料です。OBではこれの半完成の状態で仕入れて各E/g に合わせて内径・外径・長さを加工しています。

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プロが知ってることをつつみ隠さず教えてくれる。いいですよね、ここは。俺のように自分のは自分でやりたいって奴には、とっても勉強になります。また、わからない事があったら質問しますので、そのときはお願いします。　

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