いつも、勉強させて頂いております。

アルトマンIGとキックオンリーの始動性についてご教授頂きたいと思います。

以前の書き込みで、キックオンリーの始動性に難があるとの書き込みを見たかと思いますが、実際にその様な事例があるのでしょうか？

進角カーブを任意に設定できるのであれば、キックオンリーでもそれに対応した設定が可能かと思っているのですが、いかがでしょうか？

以上、宜しくお願い致します。

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キック始動はE/gの性能設定とは別問題でフライホィ−ルは1回転もしない範囲のワンチャンスになります。20年前にシャベル、パンの走りをupさせる為デジタルIGに目を付けて運転の楽しさは飛躍的に伸ばしたのですが当時の最先端スキルではキック始動の壁は越えられませんでした。進角の問題では無くスパ−クの時間が短い事でした。
長く持続させると高回転で自滅するジレンマで悩まされました。
現在では後発のUSAメ−カ−が技術躍進で遅角コントロ−ル、耐ショックウェ−ブ対策でキック始動をクリヤ−させています。ダイナ2000i ではストロ−カ−でさえ問題なくキック一発始動を実現して感動させて呉れます。
もう私が大量にストックして煩わしいサ−ビスを負わなくて楽になりましたが思えば自分のE/gに試したいだけの追求でしたので今は2000iを購入しています。

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いつも素人に分かり易い表現で、詳細をお伝え頂き、感謝致します。

タイミングばかりに視点が向いていましたが、点火時間にまでは意識が回りませんでした。

現在はポイント点火システムですが、更なる上を目指して模索しています。
後何年乗ることができるか分かりませんが、終わりは近づいている様に感じます。

興味深い”内燃機”の楽しさをご教授頂き、頭の下がる思いです。

ありがとう御座いました。

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自分も同じ思いです。昔OBのアルトマンIG広告見た時はチンプンカンでしたがどのショップに聞いても要領えずに時が経ってしまいました。その頃はポイントかダイナSの選択だけがカスタムの流れだったので今振り返ってもskさんの探求には驚きです。
トルクモンスタ−と言いスピ−ドウェイクラッチとか刺激的な取り組みが誰もやってない事ばかりで凄いですがもうアルトマンはやってないのでしょうか。

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アルトマンは今でも気に入ってますが欧州市場で複数の通販業者に卸始めたので私が大量ストックしなくても良くなり今は扱っていません。
製品と云うのは開発から販売に漕ぎ着ける迄は楽なのですがその後に改良を重ね続けるアップデ−トが必須で非常に大変な労力を要しますから後発メ−カ−から新しい物が出たならば買った方が良いです。
それにしても日本では今だにポイントを重宝して三拍子をEVOに迄求める後進国? の状況が変わらないのは何とかならんものか・・・　雑誌屋諸兄の啓蒙が望まれます。

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そうだったんですか。いつかはアルトマンと希望もってましたがそうなるとダイナ2000が現時点ではベストなのでしょうか。
セルオンリ−のEVOストロ−カ−になります。

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高回転重視ならばアルトマンは充分期待に応えてくれます。最近訪れたユ−ザ−は直接メ−ルしてチャ−ルズからカ−ド決済で購入したそうです。
アルトマンIGを設計したのは当時BMWのF-1 E/g開発を手掛けてたエンジニアなので攻撃的な吹き上がり特性を添えてましたから若干私の求める中速域からの負荷を掛けたドライビングと異なるものが有りました。
乗り手の用途次第ですがデジタルIGはそれだけ細かい調整・対応が可能と云う事です。
一度経験するとアナログの点火方式には戻れなくなります。

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貴重なお話聞けて増々心が動いてます。プロアマこぞってブログネタでのビッグマウスが鼻に付いて何を信用していいのか迷う中でskさんの解説は心に響いて来ます。
有り難う御座居ました。

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FXB乗りです。　自分もいつかはアルトマンをと思いつつダイナSで走っていましたが、ついにこの夏OBに依頼したところ「現在ではダイナ2000iが品質を上げ、中々具合が良い」と言われ（えっそうなんですか！）と思ったクチです。
そして本日、OBにて組み替え、滑らかさの向上を体感してきたので早速レポートです。
特に顕著にわかるのが小さなRでのUターンですね。「運転が上達したような」の感覚です。また、極低回転で安定するアイドリングでは本来の不等間隔爆発を楽しめ、さらには高速時における振動の減少も実感しました。これは同爆時には有った余分なスパーク成分が無くなったからでしょうか。
しかし、20年前に同じレベルをOBで実現させていたかと思うと本当に驚きです。

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IGシステム単体では限定された範囲での機能しか発揮しませんがヘビ−クランクとバランスマスタ−の相乗作用がデジタルIGの隠れた能力を引き出す事に気付きました。
20年前はそれが遅角と云う言葉すら知らずに体感のみで追いかけましたが貴君の言うスロットルを戻した小周りの瞬間ですね。
アナログではスロットルOFF = 制御不能ですがヘビ−クランクのトルクが生きているのでデジタルならではの恩恵が恐らくIG設計者の想定を越える働きで体感します。
軽量クランクでは絶対に気付く事は無いと感じますがどうでしょう。

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遅角コントロールですか・・・詳しく理解できていないので、今後ライディングしながらの研究課題としていきます。
（しかし、メーカーが 当の昔に販売終了したモデルを、在野が長年かけてコツコツとアップデートさせ、往年の完成度を超えていくという図式はとてもユニークで愉快なことですね。）

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・・・! 　 心のペ−ジを初めてめくられた様で思わず絶句しました。
アルトマンIGと関わり合ってた当時もチャ−ルズ・アルトマンは私の視点とは全く異なりホッケンハイム高速サ−キットやアウトバ−ンでのテストを重視していました。
狭い日本で第三京浜がホ−ムグランドの私とでは環境条件の差が大きかったです。
誰も着目しない部分を追求するから好奇心が継続しているのかも知れませんね。
Old manの小さな夢を笑って下さい。

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これはまた貴重なお話を！当事者でないと知りえないエピソードですね。
たしかに自分の走りでは超・高速サーキットのポテンシャルは必要なかったです！(笑)
今後も次なるチャレンジ（深化を続けるＢＭ等）に注目しております。
ありがとうございました。

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86EVOです。（S/K様　ご無沙汰しております）
私も、いつかはアルトマンと思いつつダイナSシングルから、最近ダイナ2000iに変更しました。
始動性and滑らかさは飛躍的に向上し、加速時、パーシャル時、減速時、ブリッピング、どれをとっても圧倒的にスムーズになりました。
トルクモンスター＋ダイナ2000i＝最高！

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これは久しぶりのDude、もう10数年になるが。
西の方は走るコ−スに恵まれているので羨ましい限りです。知多の大海老を食べに行きたい!
初期EVOが殆ど消滅してる中で耐久性の実証は私にとっても貴重なデ−タ車両です。

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