パンヘッドのカムカバーを外したところギアのシャフトにクリップが入るような溝はあるのですがクリップが無いためにスペーサーが落ちてきました。
パーツリストにはクリップが入るようになっているみたいですが必要ないのでしょうか？
また、カムカバーとのクリアランス関係はどのようにすれば良いのかわからないので教えてください。

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結論から言うとクリップを外しても全く問題は無いです。ナックル〜Early パン(8フィンカバ−) は当時オイル&排圧に問題抱えながら生産続けた為にカムカバ−の脱着は頻繁に起きていたのでスペ−サ−&クリップの設定でした。
4フィンカバ−の時代になると諸問題の解明が進みスペ−サ−は分厚いタイプでクリップは廃止のフロ−ティングになりました。
これはギヤトレ−ンなのでクリアランスを大きく取った方が大馬力Hカムでもベタ−と云う知見からのUp デ−トでクリアランス測定も不要です。

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ありがとうございます、8本ラインカムカバーの年代のPanなのですがカムカバーの状態がわるいので程度の良い4本ラインのカバーに変えたいのですがオイルの通り道や各ギアのスペーサー等の互換性はどうでしょうか？
宜しくお願いします。

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Late カバ−に交換Up デ−トはボルトオンです。むしろ利点としてカム関連の支持強度は格段に増すのでUSA ではホットロッドE/g の定石です。

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ありがとうございます、カムカバーを交換する際にカムとピニオンシャフトのブッシュは作り直さないとダメだと思うのですが制作依頼をする時にカムとカバーは一緒に出せるのですがピニオン側は計測した数値を伝えれば制作してもらえるのでしょうか？
それと、ピニオンギアを汎用のプーラーで外したのですが入れる時はギアを温めてから軽く叩いて入れても大丈夫でしょうか？抜いてくる時はプーラーを片手でねじ込んでいく程度で抜けてきました。

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ブッシュ合わせは相手のシャフトも必要で軽く研摩しますが分解出来ない場合はアンダ−サイズ・ブッシュを用意して手作業のホ−ニングになります。
シャフトは偏摩耗しているのが常ですから要注意です。
ピニオンギヤは純正でしたら指で容易に脱着出来ますが社外品は精度悪くかなりきついです。私ならピニオンシャフトも交換します。

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ありがとうございました、対応勉強になりました。
宜しくお願いします。

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再度、お願いします。
ナット止めされていないタイプのピニオンギアなのですが、カムカバー内ではギア後ろのスプリングによってブッシュ側にテンションがかかっているものなのでしょうか？
現状はピニオンシャフト上でギアは動きません、スルスルと動くのが正しいのでしょうか？
動かない状態だとすると後ろに入っているスプリングの意味が無いのではと思いました。
ギアをスペーサーとその後ろの金属のシール？で止まるまで入れてある状態です。
ギアをブッシュに当てて油圧を逃がさないようにしてあるのでしょうか？
宜しくお願いします。

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堂々巡りに陥っている様子ですね。純正シャフトとギヤのセットではギヤをつまんでガタも無くスルッとスライドします。その為弱いスプリングで充分保持出来る仕組みです。
社外品は精度だけでなく熱処理の段階で縮んでしまう為にギヤを叩き込む程の粗悪レベルが常でそのまま組むとバックラッシュ(噛み合い) が狂いメカノイズの大きいE/gになります。
走れば良しでコストを掛けたく無いならば見なかった事でもE/gは動きます。
私? シャフトもギヤもゴミとして棄てます。

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何度もありがとうございました。

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噂にたがわずの見識で恐れ入りました。社外がなぜ粗悪なのか踏み込んで説明聞けるため勉強になります。Vツインあたりは怖いですがS&S のピニオンギヤはどうでしょ。
以前は誰が組んでもソコソコに仕上がるのが普通と思ってましたが最近どっかのブログでOBさんでフルオ−バホ−ルされた方が目からうろこの別物になったと読んで興味ありありになりました。資金の都合つきしだい相談に行かせて頂きます。

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S & Sは私も20年以上ディ−ラ−をしていますがギヤ類の焼き入れ硬度は硬過ぎです。
始めから付いているE/gでは仕方無く使うと云うレベルですがアイドルギヤ、ブリ−ザ−等を純正に替えてバックラッシュの補正を行います。
純正ギヤは昔の造船技術に習った焼き入れの深さと粘りを合わせ持っているので数十年も使えるのですが現代の加工技術は短い期間で交換の消耗品的な考え方が当たり前なので大きな隔たりが存在します。日本刀の鍛造が現代の加工機械でも再現出来ないのと同じです。

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なるほど、社外のトップブランドと言えども素材の問題が有るのですね。良く分りました。又質問させて頂きます。

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