いつも拝見して勉強しております！
このたび１３４０ショベルをバランス取りするべく準備してきました。
ＳＫ様が推奨しておりますバランスファクター数値をご教授していただけませんでしょうか？
６０から６５％という方もいますが、５２から５５％でいいという方もいまして悩んでおります。
また、１２００ショベルと１３４０ショベルはやはり数値はちがいますか？

フライホイールに、バランスマスター導入前に自分で試したいのです。

ＫＢピストン８．５、アンドリュースＡカムにてセットアップを現在考えております。
よろしくお願いいたします。

返信する

昔は高回転域は計算せずに60%が主流でしたが現代ではチュ−ニング手法のレベルアップ、高精度パ−ツの普及により53%がベストとされています。
あくまでも計算上の平均値ですから全域をカバ−するものでは無いです。

バランスマスタ−を導入した事で全国レベルのクランク状態をある程度の把握が可能になりました。情報の入手が容易になったせいで多くのプロ、アマが自分でトライ&エラ−のバランス取りを始めているのが判りましたがセオリ−を無視した機関銃で撃たれた様な穴開けが増えて残念です。
クランクピン側は軽量穴を開けずにウェイト側に重さを増やすと云った基本を学んで下さい。同じバランスデ−タでも施工者により振動の出方は大きく異なります。

返信する

ＳＫ様

お忙しい中、ご回答いただきまして大変ありがとうございます
情報過多、よくわからないようなバイク屋が周りには多い為に
この場での情報は大変にありがたいです。

ＢＭ施工までステップアップがたのしみです。
ＨＢ創刊からのＳＫ様の記事を全部、入手することができ（知人が大切に保管していました）最近興奮しました！

返信する

便乗お願いします。通常のバランス取りは完全な物とは思っていませんが全域ではカバ−しないと言うのはもう少し理解進める上でどの程度の範囲なのでしょうか。宜しければ御教示下さいませ。

返信する

昔ながらのスタティツク手法にしろ最新のダイナミック方式にしろ計算式で平均値を割り出す為に個体差を免れません。
レ−スE/gは全開域に絞り込むので楽ですがストリ−ト仕様では常用回転3000〜4200RPM に照準を当てますが及ばない領域も存在します。アイドリング~1200RPM そして高回転域のフラットスポットです。日本人の好きな三拍子なる状態も制御外になり振動もきついです。
トライ&エラ−を重ね何とか全域を滑らかに繋げる事は出来る様になりましたが充分では無いと感じバランスマスタ−に移行しました。結果の副産物ですが三拍子は果てしなく滑らかに連続するようになりました(苦笑)

返信する