いつも勉強になります。

FXE1200でBHカムですが、暖まってくると始動後に比べ排気の勢いが弱いです。
現在油圧タペットでタペット音もなく、油圧もスクリーン部で10psi以上あります。
色々探ろうとソリッドに替えてみると始動後は同じで暖まってからも油圧タペット時
よりも排気が強くトルクもある感じです。(調整が甘くカチカチ音出ましたが)

油圧タペットの圧抜け等でこの様な症状は出ますでしょうか？
単体チェックでは問題なさそうなんですが。

ストール、クシャミ等の問題はありません。

よろしくお願いします。

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解析と考える力が育っておられる様で頼もしく感じます。
油圧低下が始まっている兆候でTop endから逃げているのでしょう。
Late シャベルではクランクが4回転してオイルポンプが1回転で高速はE シャベル以前より良くなってますが低速域は弱い送油量のままです。
H-D設計陣の持つデータがUSA国内のみと云う表れなのでメカニカルな補強策を講じる必要が有ります。

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早速の回答ありがとうございます。
Top Endから逃げるという事でロッカーアーム付近の磨耗を疑ってみます。
ちなみに暖まって800〜900rpmで10psiはギリギリくらいですか？

現象としては油圧低下でタペットにかかる圧が低くなりバルブスプリングに負けてリフト量が本来より少なくなったと言う事でしょうか？

質問ばかりですみませんがよろしくお願いします。

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アクセサリーで売られているゲージは正確では無いので気分的なレベルです。
油圧低下は油圧リフターの作動域を狭めるので充分なバルブ開閉時間が取れず爆発を弱めてしまいます。ストックもしくはマイルドカムならばそれ程の影響は起き難いですがBHカムはオーバーラップの広さからガスが排気側へ逃げてしまいます。貴君の後ろを走ると目がチカチカするでしょう。

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確かにガス臭いです。
各磨耗チェックともう一度タペット単体のチェックやってみます。
それと最後にS&Sなどのポンプ交換も有効ですか？
オリジナルでも十分でしょうか？

よろしくお願いします。

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おおむねストック仕様であるならば強化ポンプ交換は体感的にはゼロでメカニカル効果も期待出来ませんがルックスの意味合いは強いです。
強化ポンプは高回転域のサポートですがE/g回転に対するポンプレシオの方が最も重要なファクターです。
日本の道路条件に適応させる意味からOBはベイズリーの3:1ポンプドライブギヤを使ってきましたが新しくピストンクーラーjet の採用からもっと油圧の高い2:1にアップデートしています。

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ショベル用の増速ギアは今までないと思っていて昨日探していたらベイズリーが見つかりました。
先ずは油圧低下の原因を見つけてからその後にギア変更もしてみたいです！
やはりピストンクーラjet無しで2:1を入れると高圧になりすぎるので3:1なのでしょうか？
ブリーザギアも追いつかなくなりそうですね。

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Late シャベルだけで無くPAN,Earlyシャベルでも 2:1ポンプドライブにして20W50オイルとの併用ですがブリーザー排出のオーバーフローは一例も出ておりません。
万一の対処策としてロケット燃料用絞り込みバルブをUSAより入手してますが未だ使用に至っておりません。

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ほぼストックなので3:1から検討します！

勉強になりました。色々と有難うござました。

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