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▼-Duhety machine product [makoto] (04/29 06:41)
 └Re:Duhety machine product [stroker-kid] (04/29 07:51)
  └Re[2]:Duhety machine product [makoto] (04/29 08:36)
   └Re[3]:Duhety machine product [stroker-kid] (04/29 09:05)
    └Re[4]:Duhety machine product [makoto] (04/30 00:07)
     └Re[5]:Duhety machine product [stroker-kid] (04/30 07:31)

[6929] Duhety machine product
Name: makoto
Date: 04/29 06:41
はじめまして、いつも勉強になることを、学ばせてもらっています。

何年か前に、ずっと探していて、手に入れたDohety machine product

の、シャベルタペットブロック(外見は、ベース部分に厚みがあり、フィンが、2本あります。)

内部は、各タペットごとに、2本(オイル保持?)のためか、フィンが2か所マシン加工されていました。なのに、オイルポンプから〜タペットブロックへの、オイル通路に、なぜか?セットスクリューが、前後うめこまれていて、普通は、余剰オイルが、ケースに戻るオイル穴(上面の2か所)が、上にはあるのに、裏側は、ふさがれていました。なぜ、こんな加工を?と、思ったのですが、もとの純正シャベルのタペットブロックのように、加工しなおせば、使えるものなのでしょうか?
アルミのビレットのタペットブロックが、使いたくて、こちらのメーカーの、アルミプッシュロッドカバーも、揃えました。アルミ素材に少し不安もありますので、最新の表面加工などを、タペットカバー内部、タペット自体にも、ほどこせば、長持ちするのでは?と、思いそういう思想ももっています。つきましては、このDohety machine product に、ついてSKさん、詳しくなにか、お知りでないでしょうか?よろしくお願いします。

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[6930] Re:Duhety machine product
Name: stroker-kid
Date: 04/29 07:51
ドハーティは '80sのカッティングエッジを突っ走った一人でHot Rod Harley にハイテクの風を呼び込みました。アルミ加工技術に留まらず秀逸な設計デザインを加えたAMERICANAの世界です。
貴君の入手した物は加工のレベルから見てドラッグレースで使われてましたね。ハイカム、ソリッドリフターで高回転を狙うとオイルそのものが抵抗要素になるのでケース内にもオイル油面が高くならない様にセットアップした物です。
こうしたレース屋の汗と涙の結晶はH-D開発部門にも影響を与え続けて居ます。
標準スペックに戻せば充分使用出来ますから当時の熱い思いを体感して下さい。

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[6931] Re[2]:Duhety machine product
Name: makoto
Date: 04/29 08:36
早速の、お返事ありがとうございます。長年のもやもやが、消えました。

最初は、昔に手に入れた、NESSのカタログにのっていて、その時から欲しいと思っていたものでした。

なぜ?こんな加工を?と、不安になっていましたが、各部の加工のしまい(加工後の各エッジなどの面取り具合)などが、前に使ったことのある、S&Sのものより、はるかによかったですので、これは、なにかあるだろうと、思っていました。そういう、経路があったとは、うれしい情報です。
是非とも、標準スペックにもどして、レース屋の熱い思いを、体感させてもらおうと、思います。

で、タペットブロック、タペット本体にも、WPC,DLCなどの表面加工をほどこすことで、何かしら寿命をのばすことは、可能なのでしょうか?

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[6932] Re[3]:Duhety machine product
Name: stroker-kid
Date: 04/29 09:05
表面処理は非常に有効です。アルミブロックの問題点は摩耗進行が早いと云う事です。ドハーティブロックは昔修理した事が有りましたが斜めに減るので砲金ブッシュを入れた記憶が有ります。
耐久度に限って言えば鋳鉄が上でEVOでさえ初期は鋳鉄製でしたがアルミには放熱性と軽量化の利点が大きいです。
更に価格面で現在はWPC処理が手軽に出来る様になったので是非活用されて下さい。昔フォークチューブをカーボングラファイト処理するのにヨーロッパに送り数十万も掛かったのが今ではDLCで数万円ですから夢の様です。

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[6933] Re[4]:Duhety machine product
Name: makoto
Date: 04/30 00:07
お返事ありがとうございます。アルミの弱点は、やはり摩耗ですよね。

砲金ブッシュも、のちの視野にいれて、使ってみることにしようと、思います。さて、早速本日、うれしい回答いただいたので、セットスクリュウはずして、重力でオイルが落ちるように、加工しました。
これで、なんか生き返った気分で、爽快です。WPC処理も、やってみたいと思います。
フォークチューブに関しても、前々から気にはなっていたのですが、少し黒っぽい感じで、攻めてみたい気がします。
skさんのように、先取りするのが、早すぎるのも・・・・プロとしては最もなのかもしれませんが、私たちユーザーからすると、やりやすくなったのは、うれしいことでもありますね。でも、やはりヨーロッパ諸国は、日本とは、まったく違った流れですね。先取り、技術、素材、なかなか、追いつけないのでしょうかね?

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[6935] Re[5]:Duhety machine product
Name: stroker-kid
Date: 04/30 07:31
モーター文化の成熟度が全く違いますね。USAもヨーロッパを手本に今が有りますから。それでも貴君の様な好奇心に溢れた人が増えて呉れればHot Rod文化も芽生えて行くでしょう。
20年以上前になりますがタイタニュームエキゾーストをワンオフ製作して貰える所を探してスウェーデンに辿り着きましたが日本のY社ワークスGPレーサーもそこにオーダーしてました。つまり世界に飛び出せば目の前が大きく広がる可能性を見出せると云う話になります。
日本のハーレーは愚直に過去をコピーするだけで終わりますが私は次の世代に目に見えなくとも少なからず影響を残せればと考えて居ます。

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