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No.6987に関するツリー
▼-猛暑300km走 [ヒルタ] (07/26 00:57)
 └Re:猛暑300km走 [stroker-kid] (07/26 07:54)
  ├Re[2]:猛暑300km走 [すごい!] (07/27 01:09)
  │└Re[3]:猛暑300km走 [ヒルタ] (07/27 12:09)
  │ ├Re[4]:猛暑300km走 [persons] (07/27 20:57)
  │ │├Re[5]:猛暑300km走 [k] (07/28 04:08)
  │ │├Re[5]:猛暑300km走 [stroker-kid] (07/28 07:57)
  │ ││├Re[6]:猛暑300km走 [ツトム] (07/28 17:14)
  │ ││└Re[6]:猛暑300km走 [persons] (07/28 17:17)
  │ │└Re[5]:猛暑300km走 [デスオ] (07/29 16:45)
  │ │ └Re[6]:猛暑300km走 [stroker-kid] (07/30 07:35)
  │ └Re[4]:猛暑300km走 [すごい!] (07/27 21:31)
  │  └Re[5]:猛暑300km走 [ヒルタ] (07/27 23:48)
  │   └Re[6]:猛暑300km走 [fxd8468] (07/31 22:43)
  └Re[2]:猛暑300km走 [ヒルタ] (07/27 19:42)

[6987] 猛暑300km走
Name: ヒルタ
Date: 07/26 00:57
初めての投稿となります。先日、猛暑の中300kmを走破した時の喜びを伝えたく書かせていただきます。

今回、OBにて’81FXBスタージスのOHを依頼。間も無く40年を向えるスタージスは当時では夢のような技術により復活を遂げ、E/gは全く別物となり納車を迎えました。

納車当日、ここ最近続く異常な暑さと路面温度は50℃を超える最悪な条件。事前のSK氏によるテスト走行では高温多湿の悪条件下でも快調とのことでしたが高速道路を福島までとなると・・・。最悪な結果が頭に浮かびました。

出発前はSK氏の熱い指導を受けながらテストコースを何回も走行。タングステンにより荒々しくなったE/gはトルクの波を素人でも感じ取れます。途中、プラグとヘッド温度を確認しましたがハード走行直後でも100〜110℃とありえない数値を示し驚愕!電動ファンが効果抜群でジェット機のタービンE/gのように起動し猛烈な風で冷却する姿は見ていてワクワクしました。

出発し東名高速から首都高へ突入。地下を通る区間では火鉢を抱えたような暑さでしたが、電動ファンの効果はやはり絶大!自分が先にギブアップで地上に抜け出しました。
OH直後で不安を抱えての道中でしたが、徐々にマイルドになるE/gの変化とトルクの波を感じながらの運転は至福のひとときでした。
登坂路ではアクセルを吹かし、スムースなクラッチミートとアクセルのワイドオープン!怒涛の加速に喜びと驚きが同時に押し寄せました。スムースに加速に至った際の排気音は歯切れよく物凄く気持ちのいい音です。

長距離を乗ると同時にアクセルとクラッチの操作要領が掴め、そこからはクラッチ操作が楽しくて仕方がありませんでした。夢中になってしまい気づけば福島に到着。もっと走りたい!帰宅してからも興奮が収まりませんでした。

最近の猛暑はシャベルE/gの限界を超えています。しかし、SK氏による高い技術と電動ファンにより見事乗り越えました。ハーレーを乗りこなす楽しさは乗り手にしかわかりません。この想いを引き継ぎ、後にも伝えたいと素人ながら感じた300kmでした。見てくれだけのハーレー文化ではなく、元気に走らせ運転する楽しさに気づいてもらえたら幸いです。

長々と稚拙な文章で失礼いたしました。

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[6989] Re:猛暑300km走
Name: stroker-kid
Date: 07/26 07:54
よう走った ! カンカン照りの熱波が体力消耗を懸念しましたが楽しめた様子は何より。他のハーレーには遭遇しなかったとの事ですがOB眼下の第三京浜でもバイクの音は皆無でした。日本中のハーレー乗りがあの日 乗るのは狂気の沙汰と敬遠したのでしょう。
その中でも排気音を震わせていたのは盟友DJコウ君と貴方だけです。称賛に値します。 Keep on running Dude!

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[6991] Re[2]:猛暑300km走
Name: すごい!
Date: 07/27 01:09
オーバーホール直後の納車で
300キロ走行出来るなんて凄いと
文書読んでいて感動しました。
obさんのオーバーホールはナラシとか
あまりしない、即連続走行出来る技術や
ノウハウあるのですか?

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[6992] Re[3]:猛暑300km走
Name: ヒルタ
Date: 07/27 12:09
恥ずかしい話ですがOBでのオーバーホールは短期間に2回目。原因は冬期間中の管理不足によるピストン焼きつきで作業は分解洗浄しボーリングとピストン交換、タングステン圧入溶接です。前回作業でフルメタルBM導入、ハイボリュウムポンプギアに加えピストンクーラーJETをセットして頂きました。今回は乗って帰れるようセッティングして頂いたのですが、E/gの変化に気をつけ高速道路SAで冷却、プラグチェックで様子を見ながら走行した次第です。

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[6994] Re[4]:猛暑300km走
Name: persons
Date: 07/27 20:57
stroker-kid様
オーバーホール後慣らしをせずユーザに引き渡す行為に、前々からユーザー側として疑問を感じています。御社だけでなく業界全体での話です。組み立て後のことは、問題が起きてもユーザの扱いの問題と責任を押し付けている行為に思えます。組み立て後の動作、自分の仕事に責任を持つ為には、最も問題の起こりえる慣らし段階は店側で行うべきではないでしょうか?ヒルタ様は行儀のよい人のようで知りませんが、私なら二度と同じ店に依頼することは無いとの思いで投稿しました。コストの問題もあるでしょうが、技術を売りにされるのであれば、工賃が高いのもみな納得されるでしょうから、ヒルタ様のような金銭的負担面の負担をなくす為には慣らし後の引渡しが有効と考えますがいかがでしょうか??

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[6997] Re[5]:猛暑300km走
Name: k
Date: 07/28 04:08
大掛かりなフルOHは20年以上前に一度。そしてその車両を含む自分の所有する2台をこの1年で連続でSKさんにフルOHして頂きましたが、OH直後にエンジンがかかったら直ぐに納車して乗って帰れる訳ではなく、まずはエンジンがかかってから扇風機を当ててクーリングさせながらエンジンを回してエンジンの初期のあたりは取ったりして実際に乗る前の準備はする。
そして近所にあるテストコースをぐるぐる廻って安全を確認してからの納車となるので、やりっぱなしで直ぐ納車とは現状は違いますね。

車でもバイクでも、ディーラーで新車を買う方がむしろ慣らしなんてお店でしてくれてない様な気もしますが、今時の高性能の新車は慣らしが必要ないものすらあるので、業界自体の部品と作業のレベルが上がったということでしょう。

また部品の精度と共にコーティング技術等も格段にレベルが上がったので、慣らしの時間は明らかに減った気がします。

この20年の間に色々カスタムしてシリンダーやピストン、またフライホイール等まで色々ちょくちょく興味半分で替えて遊んだのでその度に慣らしをしたのですが、15年くらい前までは各部の動きがキツく、当たりが出るまでに少なくとも数百キロ。
慣らし終了まで2000〜3000キロかかったのを覚えてます。
でもこの最近OHをしたその2台は、乗り出してその慣らし中の過去の記憶でもある「キツい」感じが全然なく直ぐに何も問題起きないだろう、、と思える感じで、慣らしの進行と共に「色々こうした方がいいな」なんて自分も考えながら成長していく様なプロセスが無いまま走行距離が直ぐに1000キロ超えてしまって、むしろ何もトラブルがないことに拍子抜けすら感じたので、ヒルタさんのレポートには「やっぱり今OHするとそうだよねぇ」と共感を覚えます。

今でも納車時にその僕が20年前に感じた「キツい」感覚をOH時に感じるお店もあるでしょうが、そのお店はトラディッショナルな50年前とかに作られたマニュアル通りのOHをするところで、SKさんの様に現代の技術をどんどん取り入れるお店とは単にやり方が違うだけだと思います。
もちろんそんなところは昔はなかった特殊コーティング等の処理を行うことも無いので、OH代金も安く抑えられるとは思いますが、それはショップとお客さんでどちらがいいか選べばいいかと。


顧客サービスという点では、PERSONSさんの「距離を長く走って慣らしを終えてから納車」というのは納車したら直ぐ日本の原チャリの様に乗れる感があって一見魅力的に思えますが、自分で慣らしをしてその自分のバイクの成長を肌で感じつつ、自分もその間に起きるトラブルに対処できるようになって成長していく楽しみを得ることができないので、僕には残念に思えます。
「はい!問題なく乗れるようにしてあるので後は乗って楽しんでください!修理もカスタムもうちに持ってきていただければやりますから、、」
ってのはメカ修理も何もわからないし、分かりたくもない単に乗りたいだけの人には最高のサービスかもしれませんが、愛車の全部を理解したいメカヲタの僕には「ハーレーのオーナーごっこ」的に見えて、一番楽しいところをわざわざお金払って見逃しちゃってるかわいそうな人だ、、って思えちゃったりします。

僕的にでは一番良いサービスは何か?と聞かれれば、、、
バイク屋さんに通いまくってエンジンのバラすところから組み立てるところを見せてもらって、各部品のことを細かく教えてもらえる。
そしてエンジンの初始動に付き合ってかかったことに感動して、乗るまでの準備を一緒にさせてもらって技術的なことも沢山勉強させてもらえる。
そして初走行を自分で行いつつ横で大丈夫かどうかずっと見ててもらえる。
一ヶ月とか時間をかけて何回も通ってそのバイク屋さんも周りを走りつつ慣らしの距離を伸ばしていき、もう安心だろう、、と思える距離まで走り終えてからの納車。

っていうのがいいのではないかと思いますが、そこまでマメに通えるユーザーもいないですし、もちろんそんな手間をかけてくれるお店もほとんどないですよね。

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[6998] Re[5]:猛暑300km走
Name: stroker-kid
Date: 07/28 07:57
情報公開している立場 如何なる批判も甘んじて受けますが誤解は避けねばなりません。作業直後で即納車とは書かれて無いです。
このケースでは36度の気温下で2日間テストコースにてデータ取りした後に
突発的な事態に備え高速電動ファンを納車用に取り付け貸し出しで対処しました。更に当日オーナーにおよそ2時間ハードな運転指導の確認後にオイル交換して出庫でした。
ナラシは不要とは全く考えてませんが技術面の進化でポルシェ、GTRを始め高速車は販売時にサーキット走行しない限りナラシは行わないと明言しています。USAハーレー事情ではディーラー、スピードショップもナラシの説明はおろか注意も無くキーを渡すだけですがモーター文化の違いとも言えます。

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[6999] Re[6]:猛暑300km走
Name: ツトム E-MAIL
Date: 07/28 17:14
キーを渡すだけ、笑

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[7000] Re[6]:猛暑300km走
Name: persons
Date: 07/28 17:17
完全に誤解しておりました、深くお詫びいたします。
お返事からすると適切な対応をされていると思いますので、
安心してオーバーホールを依頼できるお店だと思いました。
私の中で抜けていたのが、加工精度のこととかコーティングのこととか
最近の技術進歩が慣らしの仕方を変えてきている面です。
投稿した時点では昔ながらのあたりがきついオーバーホールを想定しておりました。
最近のハーレーを含む新しいエンジンの慣らしがあまりいらないのは、
加工精度に加えて工場ベンチで十分にまわしているからだと思います。
お騒がせし申し訳ございませんでした。

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[7001] Re[5]:猛暑300km走
Name: デスオ
Date: 07/29 16:45
personsさんが疑問に思うのは致し方ないと思います。

一般ユーザーとして私が経験してきて感じた事は、
まともなショップが少ない印象を受けます。

OB様のように運転指導までしてくれるお店なんて
まず見かけた事がないです。

信者でも何でもないですが、
そこまでしてくれるのか!と驚いた次第です。

見積もりは愚か納期すら伝えられない
無責任なショップが多い事に驚きます。

まぁ、納期を報告された所で守らないお店が大半でしょう。
着手金だけもらって1年待ち、数年待ちなんて当たり前みたいです。
他人の部品を平然と取っ払ってつけるお店もあるみたいですねぇ。
某スレでも話題になってました。

まともな一部のお店を除いて「非常に残念な業界」であります。
散々な目にあった被害者としてショップ選びには十分気をつけたいものです。

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[7002] Re[6]:猛暑300km走
Name: stroker-kid
Date: 07/30 07:35
この20年繰り返し同様な状況を見聞きしています。ショップ側の問題は大きいですが一方でユーザー側にも考えるべき点が有ると思います。メディアに踊らされて外観スタイルを最優先に走りは無視の風潮を強く感じてます。
どちら側も余りに不勉強なのが同じ無駄な繰り返しの原因でしょう。

クランクバランスの追求をベースに理想のE/gを求め続けて40年、気付いたのはどれ程レベルを上げようが乗り手の感性を育てないと長く楽しんで貰えない壁でした。国産車を何十年乗ろうがH-DトルクE/gを乗りこなすテクニックは別次元で大方は半クラ多用と軽いノッキングに陥ります。
トルクの波を掴むライディングを教わらない人が何と多い事か。昔は良かったとは決して思いませんが650が大型車でいずれもプッシュロッドE/gの為
に先輩にしごかれないと乗りこなせなかった強い個性のバイク群でした。
メカニックの立場で言えばクラッチを分解しただけでオーナーの使い方、経験値が容易に判り クランクを割れば運転の問題点が克明に浮かび対策・指導法が導き出されます。
しかし私は70歳を過ぎてどんなに頑張っても年間にこなせる量は知れてますから日本のハーレーはどうなるやら・・・
今や新車ディーラーでも外観カスタムに重きを置いてマトモに走れるとは思えない方向に振り客も又それを望むと聞きます。

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[6995] Re[4]:猛暑300km走
Name: すごい!
Date: 07/27 21:31
オーバーホール直後の冬期間中の管理不足によるピストン焼きつき
そんなこと起こるのですか?
オーバーホール直後でナラシ運転しないで加速を楽しんだり
連続走行していての話ですか?

ここで色々勉強させてもらっていますが
オーバーホール直後の扱い方に素人ながら
驚いている次第です。

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[6996] Re[5]:猛暑300km走
Name: ヒルタ
Date: 07/27 23:48
1度目OH後のナラシは100kmを60km/hを上限に,200kmを80km/h上限,200kmを100km/h上限にしてそれぞれオイル交換して走行しました。その後も200km程走行しております。問題は冬の長期間をケアせずに春を迎え急ぎ走行に至ったことです。
OH直後はプロの工程によるブレイクインとテスト走行 そしてオーナーの楽しみナラシは必須であると考えます。

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[7005] Re[6]:猛暑300km走
Name: fxd8468
Date: 07/31 22:43
「問題は冬の長期間をケアせずに」というのは、具体的にはどのようなケアを怠ったということでしょうか?

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[6993] Re[2]:猛暑300km走
Name: ヒルタ
Date: 07/27 19:42
SK師匠 ありがとうございます。あの日 興奮・歓喜とともに走れたのは理想を追い求め尽力してきたSK師匠あってこそだと思っております。この記憶とHot Rod精神を胸にこれから精進いたします。引き続きご指導よろしくお願い致します。

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