いつも、勉強させてもらっております。

いままでは、ビッグツインばかりやってきましたが、今回縁がありまして、７３のアイアン１０００CCのXLHを、手にいれました。
昔には、８４のXLX61に乗っていたことは、ありましたが、Kフレームのアイアンは、初めてになります。
スポーツバイクとして生まれた血統を、存分に発揮させてあげたいと、思い、なにかしらエンジンに対しての、方向性、チューンアップ案などありましたら、唐突ではありますが、ご教授願えませんでしょうか？

車両は、７３XLHです。コンプレッションHOTな、CH風にしたいとも思っておりますが、SKさんも、昔にコフィンタンクのCHに、乗られていた風景を、見たことを思い出しまして、ご相談させていただきました。

現状、エンジンは、バラバラ状態でして、クランクケースのチェック、クラック部分（エンジンマウント辺り）の、補修を済ませたところで、クランク自体は、はずしただけで、まだなにもしていません。
EBAYで見た、TROCKシリンダーに、心奪われまして。。。。アイアンのストローカーなど製作も面白いのでは？と思ったりしています。でも、ケースの強度がどうなのか？とかも心配するところですが、軽い車体にパワフルなモーターも、楽しそうで一人で妄想している状態です。

独りよがりなご質問ですが、ご経験豊富な知識より、ご意見いただければ幸いです。よろしくお願いします。

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軽やかな吹けにトルク感が相まって比類無き面白さのアイアンスポーツですが過度なチューニングはいけません。シリンダーベース幅が無い為にコンプレッション保持が出来ません。
HOT ROD講座でも紹介しましたがサンフランシスコBay エリアのコスマン/ヌーンを中心とするホットロッダー達が後輪トラクションを高める為15、16"の太いタイヤに替えて軽量改造した後にBayエリアスタイルと称されロングフォークのLAスタイルとは違うスポーティな走りを求めた方向性が良いでしょう。日本のアホなバイク雑誌は何かとアウトローに結び付けて極端な解釈をしますがアイアンスポーツこそアメリカンバイクの原点です。
奇しくも '73XLHのプループリントE/gの走り出しに立会いワクワク感溢れる感動を目にしました。
コンロッドのミラーポリッシュに腰上はドリリング、WPCそしてBMと先人達が夢の又夢とした高みを完成させました。

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ご教授ありがとうございます。まさに、73XLHが、今方向性をもってプランが立てられそうです。

アイアンSPORTの、名に恥じないように、プロジェクトを立てていきたいと、思います。

BMをビッグツインには、よく聞きますが、アイアンのクランクに埋め込むと、やはり不快な振動もなく、アイアン特有のような、硬質な乗り味が、存分に楽しめるのでしょうか？

ピストンを見ても、ビッグツインのとは、また全然違いとんがっているのを、見ましてこれは！面白いだろう〜なと、思っておりました。ヘッドの燃焼室にしても、綺麗な円形ですね。
ビッグツインでは、SKさんも、2倍速オイルポンプギア、ピストンクーラーJETなどを、お使いですが、アイアンにもそのようななにかしら、オイル潤滑を増幅するような、プランなどはあるのでしょうか？
軽い車体に仕上げようとは、思っておりますが、なにせエンジンが、重かったように思います。カムにしても、４カムですので、自分で４カムをさわるのは、正直はじめてで、試行錯誤しております。
Pカム、Qカムとかありますが、やはり乗っておもしろいのは、Pカムなのでしょうかね？いろいろと、妄想を重ねてご質問ばかり書きまして、すいませんが、経験談などをふくめて、おしえてもらえませんでしょうか？

よろしくお願いします。

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アイアンスポーツは荒削りながらも自分がコントロールしていることを実感出来る'60sから続いたスポーツバイク時代の最後に位置する左シフトです。
私がBTに追い求めたのはこの操縦感覚を加えたいが為の試行錯誤でした。
HEMIヘッドは現代に見られるスキッシュ部が無いのでホットロッダー達はピストントップにクロスフロー・スロットと呼ばれるノッチ加工を施し燃焼室に渦をもたらすチュー二ングに辿り着きました。PBカムが最も尊重されXR-750譲りのギヤ比設定も楽しい改造でした。
Bayエリアのツワモノ達はキャリロのコンロッドにウェーバーキャブを装着して豪快な走りを楽しんでました。当時私もそれに習いデロルトWバレルでアイアンがこんなにも楽しいのかと驚きの体験をして加速時の吸入音はアドレナリン出まくりでした。
キャリロならHビームロッドなのでピストンクーラーは不要になります。
フライホィールが薄いのでBM加工に制限が有るのですが最終的に演習部へ入れられる進化を見たのでBT並みの効果が出せます。
感想は私が言うと自画自賛になるのでオーナーに語って頂きましょう。

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いろいろと、ありがとうございます。クロスフロー、スロットノッチ加工。。。。聞くだけでわくわくしますね。

ebayを、見てて、アイアンのported polished head加工しているものを、見つけたので購入してみたいと、思ったりしましたが、アイアンのヘッドに、そういう加工をして、効果のほどは、あるのでしょうか？

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鋳鉄ヘッドを溶接肉盛りでのポート研磨はジェリー・ブランチの独壇場でした。高回転域の伸びは驚異的でH-Dレース部門もブランチと契約してました。しかし公道使用では低速トルクが失われますから程々にセットアップした物でないと使えないでしょう。

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おはようございます。いろいろ、ご教授ありがとうございます。

妄想はつきませんが、走り出す日を、夢見てキッチリした、アイアンを製作してみたいと、思います。
ミッション関係が、昔から弱いと聞きますが、アイアンのミッション強化、または、チューニング方法などあるのでしょうか？
たびたび、すいません。

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ミッションが弱いのでは無くて整備メンテナンスの不備が原因で誤った情報や勘違いの決め付けが広がっていると感じてます。
無知、経験不足等から壊れたら直すと云った後手の処置が普通? の現代ならではの事態と言えます。
トラ、 BSA等の英国車に対抗したレース志向のカートリッジ式ミッションは'60s最強の設計で今だに続いてるのがH-D社の誇りです。

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この度はご縁がありましてsk様に73xlhブループリントE/gを組み上げていただいた者です。率直な感想を書きたいと思います。
E/gは軽やかな吹け上がりでスロットルと合致して加速して行きます。
トルクも十分に有るのですが、それ以上に加速の印象を強く受けます。
BM効果で不快な振動は感じずに、気にせずに走れるE/gに仕上げて頂きました。ミッションなども同様に何回も脱着を繰り返して組込まれていますので、シフトupが爽快です。キャブがE/gとは相性がイマイチで100%E/g性能を発揮出来ていないと、sk様から指摘を受けました。これでもまだ100％では無いと言うことは...今後の課題を楽しみながら走らせたいと思います。

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体感されたかたの、意見がお聞きになれて、希望が生まれてきて、わくわくしてきました。

アイアン８４XLXは、昔に乗ってましたが、本調子ではなかったとおもいますので、リバイバルではありますが、本当のアイアンの性能を、存分に味わってみたいと、思います。ありがとうございました。

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ホットロッドのこうした分野があるなんて初めて知りました。向こうのハーレー本見るとチョッパーかダートラスタイルばかりで極端なのが多いと思ってましたがカッコイイ走り屋達も居たんですね。
横並び一直線の日本とは大違いで驚いてます。これからも面白い情報期待してます!

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