VOL 7-5 FXS 前人未踏の領域に

いよいよ佳境に入ります。スピードシフトは面白かったのですが私以外には誰も乗りこなせないので小さなトラブルが続出しました。軽量クランクの回転数を合わせるのが難しいらしくクラッチ板が白煙モクモクで焼き付いたりノッキングを起こす為に温存してた3rdステージに進む事にしました。コロナ禍で誰も来ませんから時間は充分、気合が入ります。
その前に報告ですが乗り心地を重視したフォルナレスで楽しんでましたが飛んでも無いトラブルに見舞われました。
スイングアーム上下動が大きいのでフレーム付け根のマウントボルトが緩み完全にフレームと分離する事故に見舞われました。後ろを走ってたコウ君が私の後輪が加速の度に左右に暴れるのを目撃、勿論私もグニャグニャ感に気付いてましたが先を飛ばすXR-1000が当然気付いてくれないので止む無く路肩に寄せられる場所を探して事無きを得ました。チェーンとリヤショックは繋がっているのでホィールが外れる事は無いのですが恐怖感は
かなりのものでした。ホィールスピンと急加速でメンテを怠った自分の責任です。

クラッチはスコーピオンに替えてE/gは再構築でヘッドをシャベルの限界を超えるレース用ハイカム仕様に決意。温めてたレッドシフトの550カムを採用にあたってバルブSPR強化とベリリウム製シートリングの再カットに始まりカムカバー内のケース側も削らないとハイリフトに使えません。

トランスミッションも降ろしてシフト機構を標準のパターンに戻しファイナルギヤも高速向けに設定し直しです。トルクバンドが狭い為に普通に走れる様する試行錯誤が楽しくてたまりません。
昔から不可能と言われるレース仕様での街乗りは不可能とされる定石に挑みます。
スプロケでの設定はやり尽くしたので今回はホィール径・タイヤサイズに踏み込んで手を加えます。
自分用プロジェクトに準備してた沢山のストックからリヤはミッチェルのスパンアルミ 4J 18”レース用にピレリ140/70-18をチョイス、ブレーキとスプロケはレース専用ホィールなので8穴の為ドラッグレース用 コスマンのフローティング、スプロケはプレシジョンMFR製49T。全て入手不可の逸品です。

キャブはレッドシフトを生かす為更に大口径のHSR-48に進みますがどう考えても暴力的に吹き上がるカムとの相性は低速時のモタツキなので気に入ってたリトルジョンのファンネルでしたが別の方向から解決策を考えました。
10年以上前にUSAの機械工房に依頼したエアクリアダプターを思い出してこれにボイセンのパワーXウイングを改造して取り付ければファンネル以上の効果が期待出来るのではとトライ !
XウィングはUSAオフロード界で人気の吸入効率を高めるアイテムで空気の流入時に整流板の役目を担うとされるバツ字型のクロスされた薄板構造でいつか使ってみたいとストックしてた気になるパーツです。

フロント周りは大きく変わります。ストックのFXSフォークはパワー掛けるとヨレまくり取り分けコーナー立ち上がりが押さえ込めず難儀しました。今回の超ハイカム化に対応すべくデッドストックしてたセリアーニの耐久レース用42パイを登場させます。確か80年代初期に購入したのですが使う機会も得られず長く放置でしたが20年程前にマグネシュウムボトムが劣化するのを避ける為パウダーコートして組み立ては名古屋のオクカワさんに頼みました。
今じゃ世界中探してもレース専用のマグ仕様エンデュランスフォーク新品はこれ一基だけでしょう。
ホィールは2本立てで 21”と19” を用途に合わせ交換します。耐久レース用だけにワンタッチでホィール脱着可能なので有利です。
まず 21”は純正品のクロームを剥がしてペリメーター・ブレーキディスクを取り付け改造です。
キャリパーは他の事例を見ても皆小さなオモチャレベルなので興味そそられず手持ちのISR 6を設定して見ました。電車並みの巨大ブレーキなので効き味は如何に?

結果を先に言うと背後から首を掴まれる様に効きます!  試運転で急ブレーキ後の急加速で左グリップがスポッと抜けて驚きました

トリプルは昔ワンオフした41パイ用をボア広げてセリアーニに合わせました。3度レイクさせてる設計なのでとても軽くクイックな操作です。

風圧は苦手なのでUSAで人気のダ––トマンタ黒をおごりました。
点火系は流石にこのステージ3ではデジタルIGに置き換えましたがトルク感と3拍子の好きな人はダイナS独立の方が良いと思います。デジタルは無駄なく性能引き出すので効率的には優れてますが一発 々のアナログ感は弱いです。デジタルになったら排気音が低音増大してるのにも少し驚きました。
念のためにソリッドリフターで組みましたが静かで低速も安定しているので特に違和感も感じてません。
今のところテストコースか近場しか走れてませんが狙い通り全く普通に走れ今までは登り坂をローギヤだけで一気に駆け上がったのが逆に力まず2速で普通に上がれる様になりパワステのアメ車をドライブしてる感覚に変化したので楽しさも倍増ですが大きくスロットル開けると 3.5ガロンをニーグリッブしないと振り落とされる気がしてボイセンの効果絶大です。2月頃はエンリッチナー引かないとスタートしませんでしたが春の陽気になったら加速ポンプだけでOKで拍子抜けしてます。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です