コレクションとして長年在庫していたNOSパーツ群の整理を始めましたが多種類・多数の為に中々はかどらず
手を焼いてます。アウタサイト枠で放出の手も有りますがホットロッド文化の歴史に興味が無い人に渡っていずれ消えて行くのも惜しい気持ちが少なからず・・・。
そこで気晴らしの為に自分用プロジェクトを膨らませて形に残そうと思い立ちました。元々 人の為にバイクを造るのはストレス多くて自分の主義・方向性が揺らいで飽きてしまうのが常でした。
同じスタイルを何台も造るなんて自分には全く出来ない事で好奇心も萎えてしまいます。
手の内に有るパーツだけで ‘70sを思い起こすホットロッドハーレーを再現しようと思います。
核になるのは勿論 E/gになりますが今は手に入らないコレクションから色々ピックアップしてご覧に入れましょう。
幸い純正アーリーSが売る程持っているのでボルトオンでは無くワンオフ加工ものにするべく手を加えます。
先ずは30数年前に絶盤となったS & S製PAN用 ビッグボアシリンダー NOSを開封。刻印は 80 EF と 80ERのセットで 5セット持ってた最後のデッドストックでこれを熱対策でドリリング施します。
TRW ピストンは.std サイズでご丁寧にスペアとしてもう1セット、当時の自分のマニアック振りに驚きを隠せません。レース用テフロンボタンもしっかり用意して時期到来を待ってた様子が垣間見れます。
アーリーのクランクシャフトをそのまま使うのは面白く無いので純正1340フライホィールに目を付けイースタン製のスペシャルシャフトつまりLateシャベル80インチに適合するビッグテーパーのアーリーシャフトが引き出しに眠ってたので探し出しました。
‘80s に入手して使うことも無く眠らせたLateシャベル用フィンドカバー。そのままだと味気無いのでシェイプして
フィンを細く際立たせた逸品ですがスターターホールを改造してアーリーに転用します。
ホットロッドの雰囲気が伝わり共感出来れば嬉しいです。