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kas710
いつも拝見し勉強させて頂いております。当方、79’FLH80にプリモの1-1/2オープンを装着しています。
クラッチ部分をチェックしようと、バラしてクラッチハブ外径とシェル内径、ローラー外径を測定しました。
それぞれを測定し、クリアランスは直径で0.095ミリでした。規定クリアランス値を知りたいと思い調べたのですが、中々探せず困っております。
また、オーバーサイズのローラーも出ているようですが、標準のローラー直径も分からず計算も出来ずにいます。
どうか御指南のほど、宜しく願い致します。
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stroker-kid
ハブB/g はルーズフィットが基本でオーバーサイズはバスケット内径をボーリングしないと出来ず現実的では有りません。クラッチ構造が30sから続いた物ですがUSA道路事情は70sまで渋滞、ゴーストップも無い環境でブレーキすら必要最小限で充分だった経緯でした。それもシャベル1200までは何とかメンテナンス次第で持ち堪えましたが1340になるとクラッチ限界を超えてしまい部分的パーツ交換を強いられますが問題はバスケットが急加速、エンブレにより偏摩耗していく事でB/gクリアランスが一定にはならない事です。
私も若い頃PAN 84″でクラッチの脆弱性に悩みハブスタッドを長い物に換えて枚数を増やしたりしましたが耐久性が犠牲になる等デメリットが出て結局はあの構造を続けるしか無かったです。80sになるとドラッグレース界でBANDITスーパークラッチが現れ劇的な変化になりましたがコストが非常に高く浸透するには至りませんでした。2000年以降になるとBANDITの廉価版と言えるスコーピオンがようやく出現してストック仕様でも使える様になり強力なシールドB/gでハブは全く動かず非常に喜んでいます。
ダイヤフラム方式では乗り手の感性・運転技量の妨げになると云う自論からコイルスプリング方式こそが30sから続くH-Dの理念を踏襲するものと考えます。
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kas710
早速のお返事ありがとうございます。
時代背景からの丁寧なご説明と、自身の経験から基づく的確なアドバイスに感謝いたします。
走りの楽しさに感けて、未熟な運転技量にもかかわらずクラッチに違和感を感じながらも少し強引なクラッチ操作を続けておりました。
やはりそれではいけないと思いバラしてみたところが今の状況です。現在、最大でハブ外径とシェル内径ともに0.02ミリ程の摩耗でしたので、ローラー交換で対処できると思い調べていたのですが、そもそものローラーサイズがわからず選定に悩んでいたところでした。
ルーズフィットが基本で且つオーバーサイズはボーリングしないと組めないとの情報を頂きするべき事がはっきりしました。惜しみない情報提供に感謝致します。
もう一つ気になったのですが、ローラーに鑢を当ててみたところ焼きが入ってない様に感じたのでローラーで逃げてるのかと思ったのですが、その辺はどうなんでしょうか?
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stroker-kid
ハブ Assyが社外なのだと思います。私は純正品から学びましたが現代では殆どのメカニックが社外品でスキルを積んでますので危うさを感じてます。40年前は純正を注文しても納期が遅いので社外が出現しましたが当時のGバング、Cデライトの品質は純正に引けを取らない物で特にB/gに関しては純正と同じメーカー品でしたが現在出回っているのはコピーの又コピーと云った劣悪品で価格の安さで競ってます。多くの通販で見られる中国、東欧共産圏のB/gは無理矢理 インチ規格で生産してますので精度に問題ですが誰も疑わず使ってますね。
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kas710
納得いたしました。社外品に頼らざる得ない現状ですが、よく見極めて使用していきたいと思います。ありがとうございました。
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