HOT ROD 講座 Vol.6-1’96 FXR”AMERICANA”

東北 岩手より流行に捉われないHOT ROD HARLEYの王道を目指したいとの JMファンからリクエスト。
入庫時はほぼストックでしたがE/gはビッグボア・ストローカーの指定。
プロジェクト ” アメリカーナ"がスタート。 外装はオーナーが既にUSAから取り寄せたブリリアント・レッドをベースにスプラッシュの鮮やかなカスタムペイント。これに刺激受けてアグレッシブなパーツ構成が進みます。
ロックギターのサウンドをこよなく愛するオーナーに新しい走りの楽しさを提案。
フロントエンドは’06 純正マルゾッキ倒立、リヤエンドには英国メトマチェックスのアルミスイングアーム。

車体関係のグラつきが大きなネックになっているFXRに対しゴムダンパーをウレタンプッシュに変更して剛性アップを計ります。
スイングアームピボットもアルミカラーを採用。

E/gはオーナー自らコンロッド研磨で想いを込めます。ピストン & ピンはWPC,DLC処理。

ストローカークランクは最新工法のペリメーター(外周部) B Mに進化させました。
クロームメッキ満載のE/gカバーは黒パウダーコートに外装に合わせた赤アルマイトの組み合わせでバランスを計ります。ブレーキも同様にフロントはPM 13”ディスクキャリヤを赤、HHI 6ピストンは黒でマルゾッキに対応。リヤキャリパーはBOYDを削り直して丸みを加えてから赤アルマイト。

2 ステージ(二段階)のAER クーラーをチンスポイラーとして装着。前方から流入する冷却風が路面に抜ける仕組みでスポイラーとしてはカバーを吹き上がる風がレギュレーターそしてシリンダーを冷やします。
これぞホットロッドパーツの逸品です。

 

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