VOL 11-3 ラスト  万感の思いを込め待ちかねてる山陰道の雄に送り返し

103インチになると一人ではとても積めない背高 E/gですが駆動系の対策も練らないとなりません。
TMスプロケはハイギャードにして後輪は逆にローギャード56T アルミスプロケのドラッグレース仕様に設定。
トルクバンドを下げてオートマの様な乗り易さを与えます。

BDL ベルトドライブは93″では対応してましたが103” では流石にリスクが高まるのでせめてバランスマスターでガードしようと思います。
しかしオフセットプーリーで外側に出している為に既存のBMプレートは使えずワンオフ製作します。

強大なトルクでシフトのギクシャク感は避けられないですがテストライダー君のコメント通り上り坂も滑る様に何の違和感もなく上がってきてるのでBM効果はテキメン。

見えない部分にはかなりの補強対策を施しステップには100Kg超の体重掛けてもビクともしない様に設定。
これ程大排気量になるとダイヤフラム式クラッチはON-OFFが極端で半クラが使い難いので今後の課題と考えますが渋滞は無い島根でのんびりドコドコ走る使われ方では無いのでその点は問題無いでしょう。
最終ブレイクインではスタートに手こずる事が想像されたのでIG回路を遮断、4本プラグ外してセルモーターのみで断続的に回し続け2日間の厳しいトライアル。
3日目 満を持してのE/gスタートは劇的にセル一発始動 ! 懸念されてた HSR-48も何の問題無く高めのアイドリング。
一度もカブる事無くその後常にセル一発を繰り返すのでトンネルラム効果は充分実証されました。

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